ユリ・サカザキ
攻撃値や気絶値のデータは、原則「ALL ABOUT KOF94」、ゲーメストムックKOF94」に掲載された値で、未掲載や疑いのある値は「?」か推測値を?付きで記してある。
ユリの概要
ユリの誕生日記念動画(2022/12/7)
誕生日動画の解説(Twitter)
・J弱P
・コマ投げキャンセル
・→強K
・雷煌拳立ちガード不可
・アッパー無敵と飛び道具連射
・脱衣KO
・押し合い判定消失ダウン
・援護攻撃による強制中断
ユリ 基本性能
ジャンプ
ジャンプの滞空時間 45F(21位/24) 平均 約41.9Fジャンプの予備動作 2F(標準)
J攻撃後の着地硬直 3F(標準)
大ジャンプ 難 (← or ↙ or ↘ or →)後に↗N
滞空時間、最高高度は変わらないが横に長く飛べる。この頃はバグのためか入力が簡単な4キャラとそれ以外にわかれる。横要素に入れてから2F以内に一瞬(2~3F)↗入力。→↗↗N、↙↙↗↗↗Nなど。ダッシュ
前ダッシュ 20F(1位/24) 平均 約23.5F後ダッシュ 24F(1位/24) 平均 約26.4F
ユリの通常技
弱技連打キャンセル可能な通常技
通常は屈弱K、気絶値重視なら屈弱Pで、1~2発入れてからの(気合いキャンセル)屈強P→必殺技といきたいが繋がりにくい。安定させるなら気合いキャンセル屈強K(屈4ボタン同時押し)に繋げると良い。難しければ、屈弱K×α→遠立弱K。弱P | 弱K | |
---|---|---|
近立ち | ○17F | × |
遠立ち | × | × |
しゃがみ | ○16F | ○16F |
必殺技キャンセル可能な通常技
連続技のルートとしては屈強Pや近立強Kから必殺技だが、どの必殺技も間合いが少し離れただけで繋がりにくい。間合いが離れても繋がりやすい順でいうと、砕破>虎煌拳>百烈びんた。ただ、砕破でさえ少し離れただけで繋がらない。百烈びんたは弱通常技からでも繋がるが、間合いの狭さがネック。いっそ繋がらないこと前提で「コマ投げキャンセル」を使い、屈強P→百烈びんた(空振り)→屈強Kなども良い。間合いが近すぎた場合は屈強P→百烈びんたとなるだけである。長い屈強Kにもキャンセルがかかるが虎煌拳は飛ばれてしまうため、これもコマ投げキャンセル百烈びんたが理想。ただ、ユリのコマ投げキャンセルは百烈びんた(→↓↘P)のため、虎煌拳(↓↘→P)が暴発しやすいことに注意。
弱P | 強P | 弱K | 強K | |
---|---|---|---|---|
近立ち | ○ | ○ | ○ | ○ |
遠立ち | × | × | × | × |
しゃがみ | ○ | ○ | ○ | ○ |
屈強P:起き上がりアッパー
攻撃値50 得点200 気絶値20 キャンセル○アッパー無敵
屈強Pを出してから ↓ or ↘ へ入れている間は打撃無敵になる。屈モーションから変化すると打撃無敵は終了するため、自分から攻撃したり、相手から投げられたり、左右反対側にまわられると打撃無敵は終了する。詳細は「アッパー無敵」を参照のこと。ジャンプ弱P:跳び平手打ち
攻撃値14 得点300 気絶値10 キャンセル×KOF94のジャンプ弱攻撃は着地まで攻撃判定が出っぱなしになるのが特徴だが、なぜかユリの垂直ジャンプ弱P、斜めジャンプ弱Pはすぐに攻撃判定が消えてしまう。リーチもないので無理に使わず、J弱Kを使ったほうが良いだろう。
ユリの特殊技
攻撃避け:燕流避 弱P+弱K
読み方不明。えんりゅうひ or えんりゅうさけ?ふっとばし攻撃:一撃はりて 強P+強K
攻撃値60 得点800 気絶値26 キャンセル○出が早く判定も強く、対空技としても使える。
スルーアタック:大円振蹴り
ガードモーション中に→+弱攻撃
攻撃値0 得点900 気絶値15 キャンセル○← or →+強K:燕翼
攻撃値30 得点800 気絶値0 キャンセル×屈ガードできない中段技だが、当てても相手はダウンせず反撃を受けるためほぼ使えない技となっている。
ダウン技なのにダウンしない
燕翼は本来ダウン技だが、屈ガード中の相手に当てた時だけダウンしない。そのため、立っている相手、レバーを↓ or ↘ に入れている相手などに当てればダウンする。このように屈ガードしている相手がダウンしない現象はいくつか確認されており、「ふっとばし攻撃」、「援護攻撃」、「立ち気絶」が挙げられる。ただ、燕翼は屈ガードを崩す中段攻撃のため、相手が屈ガードしている時だけダウンしないという不具合は非常にデメリット。ふっとばし燕翼
ジャンプふっとばし攻撃を出してから「ジャンプ着地キャンセル」で燕翼を出すことで、「ふっとばし必殺技」として燕翼を出せる。ふっとばし必殺技はダウン技か非ダウン技かで効果が変わり、燕翼はダウン技のためふっとばしダウンとなる(さらにヒット音も変わる)。ところが、ふっとばし燕翼を屈ガード相手に当てた時だけはダウンせず、さらにヒットバックが大きくなってしまう(ただし結局はヒット後に密着してしまうため簡単に反撃されてしまう)。非ダウンのふっとばし必殺技は通常ヒットバックが短くなるので、逆の事が起きている。その理由は不明だが、上に書いたダウンしない不具合のせいだと思われる。
ユリの投げ技
通常投げ:さいれんと投げ
← or →+強P or 強K
攻撃値58 得点1000 気絶値0援護攻撃による強制中断
詳しくはリンク参照。2Pの攻撃と援護攻撃が同時に当たると、1Pが外れることでおかしな挙動を示すものがある。ただし状況も非現実的で猶予は1Fのため実戦で見ることはないだろう。ユリの通常投げの場合、相手が途中で地面にめり込んでしまうが、自動で地上復帰するためおかしなことにはならない。2P側は投げモーションの最後まで打撃無敵となるが、投げられ判定は残っているため空中投げでの反撃が可能。
空中投げ:燕落とし
空中で↑以外+強P or 強K
攻撃値54 得点1000 気絶値0空中投げはアテナ、紅丸、ハイデルン、ユリ、舞だけが持っている。KOF94では超低空空中投げはできず、ある程度の高度が必要なため注意。
ユリの必殺技
砕破 ↓↙←P
攻撃値52 得点 弱500 強700 気絶値181ヒット1ケズリ(ダウン)
飛び道具:雷煌拳 ↓↘→K
攻撃値60 得点 弱500 強700 気絶値181ヒット1ケズリ(のけぞり)
立ガード不可
相手は立ちガード、屈ガードのどちらでもガードできるが、足元に攻撃した場合は立ちガードできないことに注意。ただし、足元を狙える間合いはそれほど広くはない。コマンド投げ:百烈ビンタ 近くで→↓↘P
攻撃値60 得点 弱800 強1100 気絶値0弱と強のあるコマンド投げは「コマンド投げ連続」ができないことに注意。
コマ投げキャンセル
投げが成立しない時に通常技キャンセルコマンド投げ入力で、通常技をキャンセルして何も出ない現象。KOF94では相手のくらいモーションも投げられるため投げが成立する時なら連続技となる。屈強Kキャンセルが使いやすいが、虎煌拳が暴発しやすい。飛び道具:虎煌拳 ↓↘→P
攻撃値40 得点 弱500 強700 気絶値271ヒット1ケズリ(のけぞり)
飛び道具連射モード
通常画面内に1つしか出せない飛び道具が2つ出せるようになる有名なバグ。飛び道具を出してバックダッシュして2発目を出すのが基本。詳細はリンク参照。飛び道具の点数変換
飛び道具がヒットする前に技を出していると、その技の点数になってしまうバグ。ダメージなどは変わらないのでハイスコア稼ぎ以外では気にしなくても良い。飛び道具:覇王翔吼拳 →←↙↓↘→P
攻撃値60 得点 弱700 強1000 気絶値101ヒット1ケズリ(ダウン)
相手の飛び道具を打ち消すことができる。ただし、発生も弾速も遅く、硬直も長いため非常に使いにくい。
ユリの超必殺技
飛燕鳳凰脚 →←→↘↓↙←+弱K強P
攻撃値140 得点2500 気絶値01ヒット1ケズリ(ダウン)
押し合い判定消失ダウン
相手がダウンしている間だけ相手の押し合い判定が無くなる。そのため、ダウンした相手の上を通過し相手のガード方向を迷わせたり、移動する技をめくりや屈ガード不能で相手に重ねることが可能。ユリの飛燕鳳凰脚はダッシュして歩けばめくり可能。ただ、いかにして飛燕鳳凰脚を当てるかの方が問題。燕翼(← or →+強K)重ね
タイミング良く出すとめくりになる。入力猶予は厳しく、屈ガードに対しては数フレーム程度、1F程度の屈ガード不能のタイミングが生まれる場合もある(対ユリで確認)。立ガードする相手は少ないが、立ガードに対するめくりは10F程度の猶予となる。全体として横幅の広いキャラには若干猶予が増える傾向にある。
ユリの燕翼は屈ガードに当てるとダウンせず反撃されるが、めくりで当たればダウンするため反撃をくらわない。詳しくはユリの特殊技の燕翼を参照のこと。
画面端での重ね
画面端で「押し合い判定消失ダウン」している相手に技を重ねると通常とは異なったことが起こる。これは飛燕鳳凰脚に限らず、押し合い判定消失ダウンの特徴である。以下ではユリに特化した攻め方を紹介する。
画面左端での重ね
KOF94では画面端にいる限り原則めくられることは無いが、相手が画面左端で押し合い判定消失ダウンしている時は、何らかの技を重ねるだけでめくりにすることができる。例えば、画面左端で重なり屈弱P連打でも良いし、離れた間合いから燕翼(← or →+強K)や飛燕鳳凰脚のような移動技を重ねてもめくりになる。動画で飛燕鳳凰脚を重ねているのは全てめくりで、もちろん遅めに出せば正ガードとなる。
画面右端での重ね
一方、画面右端の場合はめくりにならずガードされてしまうが、通常技をガードさせると左右の位置入れ替えが起こる。例えば屈弱K→屈弱P連打とすると、屈弱K後に位置入れ替えが起こり、相手はガード方向を変えて屈弱Pをガードしなくてはならない。ちなみに屈弱K連打など連続ガードの場合は相手はガード方向を入れ替える必要が無いため、動画の屈弱K→屈強Pもあえて気合いキャンセルしていないことに注意。屈弱Kをガードさせた後は密着状態になるため、強攻撃連打するだけで通常投げへと連携できる。
ユリの超情報
脱衣KO
投げ以外の必殺技でKOされると、服がやぶけながら倒れる。龍虎の拳1のキングで使われた演出。また、待機キャラとしている際に大門が地雷震を出すと倒れてしまうが、その中の1コマに脱衣シーンが含まれていることが判明した(→地雷震脱衣)。キャラ設定裏話
初出:「龍虎の拳1」
リョウ・サカザキの妹で、龍虎の拳1では誘拐されてしまう。龍虎の拳2からはプレイヤーキャラで、それを見た開発スタッフがなんとしてもKOF94に加えたいと思い採用。当初イギリスチームはキング、ビックベア、ビリー・カーンだったが、ビッグベアを外してユリを入れることになり、どうせなら女性3人チームにということでキング、ユリ、舞というチームに。
ALL ABOUT KOF94 P.64