沙羅曼蛇

SALAMANDER

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名作グラディウスの続編 1986年にコナミから発売された横・縦スクロール面が交互に展開する ちょっと変わったシューティングです。自機は名作シューティング 「グラディウス」でおなじみのビックバイパーと新機種ロードブリティッシュ。 現在のシューティングの基本「2人同時プレイ可能」や 「死んでも(自機がミスしてもの意味)その場で復活」 (このころのシューティングは死ぬとステージを一定距離引き戻されて 再び始まるタイプが主流でしたが、沙羅曼蛇は死んでもその場で 自機が再登場して引き戻されることはありません) などなど、当時としてはまだ珍しい要素を持っていました。 グラフィックは技術を凝らしていて、破壊されても一定時間で再生する 細胞壁や激しく吹き上げるプロミネンスなど、まさに異世界がそこにありました。 (1周目ではプロミネンスの激しさを味わえないので頑張って周回を重ねて下さい) 当時は珍しかった拡大縮小もきちんと効果的に使われていて 今でもこのセンスの良さはなかなかだと思います。 また非常に美しいステレオサウンドも特徴です。 透き通るような音色は壮大でどことなく涼やかな「宇宙」を想像させてくれます。 まだ珍しかったPCMヴォイスで指示を与えてくれたり 装備したパワーアップを教えてくれたりするのも緊張感を高めてくれました。 (話それますが最近の音質の良いヴォイスより沙羅曼蛇のような歪んだ感じの方が いかにも戦場で伝えられる通信、の気分が出て私は好きです)

知っていると便利かも ここにいれば隕石や(高次周で)隕石の撃ってくる弾も大丈夫 ここにいれば隕石や(高次周で)隕石の撃ってくる弾も大丈夫 自機が死ぬとオプションは消滅せずにスクロールに引きずられて行きます。 これをとれば復活がかなり楽になるでしょう。ただ基本的にノーミスで いかないとクリアは見えてきません。 面をクリアして自機が向きを変えるグラフィックの間は無敵です。 向きを変え終わったらまた判定が出るので注意して下さい。 ミサイルを何発か当てると一部の敵の当たり判定が消滅します。 頼り切るのは危険ですが「隕石が避けれきれない!」とか思ったら 使ってみるのも良いでしょう? ボスの体の当たり判定さえ消えることも ボスの体の当たり判定さえ消えることも 1Pと2Pには重なり判定があり、それぞれを押しのけようとします。 2人同時プレイの時は近づかないように。 パワーアップは取るだけで2000点入るのでなかなか重要です。 シールドは4つまでつけれることになってますが、 実際に弾が防げるのは自機の前についた奴だけです。 他は何の役にも立ちません。さらに1周しても4つ出ません(爆)。 ビックコアは画面の一番上が安地です。 ○で示した砲台を(青玉が出る前に)破壊すると青玉は発射されない。ただし1度もこの面をクリアしてないときは駄目 ○で示した砲台を(青玉が出る前に)破壊すると青玉は 発射されない。ただし1度もこの面をクリアしてないときは駄目 ステージ攻略はライフフォースを参考にして下さい。

色々な機種に移植された沙羅曼蛇 沙羅曼蛇は人気からか色々な機種に移植されています。 一番似てるかなと思うのがX680x0版です。遅い機種では速度が相当きついとか プロミネンスの書き換えが遅くて間抜けとかありますが 他はそれほど問題ないと思います。コイン投入等も再現されていますし(笑)。 最近出たデラックスパックも「結構頑張っては」いる方です。 完全移植(これも考えると変な言葉ではある)とは言い切れませんが 私としてはX680x0版に次いで似ていると思います。 ライフフォースや2が入ってるのは非常に嬉しいことだと思います。 スコアが残ったり一番進んだ周から再開できたり、サウンドテストもあります。 ファミコン版は完全移植はあきらめてハードの特性を生かした方向に向かっています。 面構成が大幅に変更されエンディングとかちょっと追加されています。 またパワーアップがライフフォース系に変更されています。 2人同時の時、自分の残機が無くなっても相手のを分けて貰えるのは なかなか良いアイデアだと思います。 個人的に残念なのはオプションの間隔が狭いことです。 オプションが自機の側でちょろちょろして使えないし、格好良くないです。 (これってグラディウス外伝でも思ったんですけど) PCエンジン版はパッと見はアーケード版に似ていますが 敵の動きとか攻撃が違っていてこれも完全移植とは無縁ですがそれなりに 遊べると思います。特にアーケード版をやっておくと「何だこの攻撃は〜!!」とか 言いたくなる場面があってなかなか楽しいです。特に5ボス(笑)。 死ぬと戻るのでその辺はグラディウスっぽいです。 些細なことですが普通に電源入れるとステレオにならないので注意して下さい。 MSX版は一番アレンジがかかっていて、熱いです。 まず格好良いオープニングがあります。気合い入っています。 (ここで流れる曲はデラックスパックのゲーム選択で流れる曲の元になった奴です) ステージも横スクロール面で上下に動いたり、縦スクロール面で左右に動くなど アーケード版とはまるっきり違います。 パワーアップはライフフォース系、死ぬと戻るタイプです。 2人で遊ぶときは交互プレイか同時が選べます。 パワーアップカプセルとは別に、武器を進化させるカプセルがあったり 「炎の予言書」がステージによっては隠されていてボス攻略のヒントになったり 特殊装備で展開を楽にしたりとシューティングの一つの究極形であるといえます。 エンディングはマニュアルに書いてあるように、 普通にプレイするとバッドエンディングまっしぐらです。 難点は、MSX1に対応したゲームなのでスクロールが8ドット単位の ガクガクした動きな事や凶悪な攻撃、死ぬとはまったりと 決して人に優しくないことです(苦笑)。 でもこれぐらい変わった要素の多いシューティングが個人的には好きです。
注意!! 沙羅曼蛇の説明のためサラマンダデラックスパック版の       画像を無断使用しています。不都合があれば御連絡下さい。 戻る