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[TODO stack]

70 モデル構造(拡散の仮定等)の再設計

  1. 時間スケールの縮小
  2. 空間スケールの再設計
  3. 藻類の吸収の見直し
  4. ミジンコの排出の見直し
  5. ミジンコ移動あれこれ
50 イントロダクションをかき始める

Benard流を組み込んだモデルの設計と評価
− 地形の複雑性についての検討
− NISサーバの構築


11月28日(Fri)

 午後、バイト。夕刻輪読会。
昼過ぎまで寝坊した。不覚。

 輪読会後、ワキさんの卒研中間発表のスライドの構成を、論理の流れを意識したものに変えてみるようにアドバイス。
わかりやすい/わかりにくいプレゼンがどういうものかをきちんと教えられれば、筋道だった論理の流れを心掛けるのは誰にでもできる(元々できる人もいるけども)。自分の場合は苦労したけれど、こんなのは早いうちに教えて貰えてれば要らぬ苦労で済むと思ってるんで、長々細々と説明してしまったのは勘弁してくださいね、と。

 モデルの方は進展なし。結果のイメージは纏まったんで作業作業という感じ。


11月27日(Thu)

 午前中、お仕事。夕刻、輪読会。
仕事は本日が最終。同僚の人々はこれからが修羅場なんで打ち揚げは後日。

 モデル案続き。
定期的な大規模な攪拌で均一化される案について、まずはこれからかな。しかし、なんとなく多様性維持が成立しなくなりそうな気がするんだが…

 で、がりがりとコーディング中。
うーむ、多少なりともブランクが開くと即座に鈍るな…。


11月26日(Wed)

 午前中、セミナー。
ヌカツカさんの修論経過報告。プレゼンテーション全体の見通しが悪く、全体像を把握しづらかった。セミナー後に修論の構成について話してみてようやく把握できた。

 正午頃、私用で町へ。
年末年始の往復代で7万ほど掛かる訳だが、何処から捻出したものやら。頭痛い。

 定期巡回メモ
Scheffer and Carpenter(2003), TrEE, v18n12, pp648-656
Roelke et.al.(2003), Am. Nat., v162n5, pp615-623
Amarasekare(2003), Ecol. Letters., v6. pp1109-1122

 モデル案
一定周期で大規模な攪乱が起きる効果を色々と試行錯誤。ここでは系が均一化されるのを「攪乱」と呼んでいるが、妥当性はさておいて、(形でもって)なんとなく d=D・[sin2(πx/n)]^(2k)で与えてみる。Dが最大の拡散係数、nが周期、kがピーク性(うまい表現が思いつかない)。nが大で攪乱のintervalが大、kが大でよりピーキーな攪乱が掛かることになる。

…と、ここまで考えたのは良いんだが、拡散とは別に「リセット」として完全に均一化される効果の方がクリアだねえというところに行き着く。てわけで、メモだけしておくけど多分使いません、と。最近こんなのばっかりだな。

 空間構造の現実化に向けた再設計としては、ミジンコと藻類・栄養塩で格子単位を変えてやるのが妥当なところか。時間スケールはどうにも困ったままだが、案としてはミジンコが間欠的にしかリサイクルしないって奴か。

 いずれにしても、計算領域が今のままだとあからさまに足りないんで、ミジンコ10x10、拡散系100x100は欲しい所。とすると全体の計算時間はせいぜい3ヵ月分(=90days)を計算するとしてもキビシイ上に、これまでの計算と同じなら明瞭な結果が出るかどうかも厳しい。

 ともあれ、至近の方針を固めて作業をしないと何も進まないし。


11月25日(Tue)

 随分と日が空いてしまった。
連休中は、友人が泊りに来たり、別の友人の結婚式に出たり,大掃除をしたりで過ごす。

 今日は今日で自宅に篭って読書に終始する一日だった。


11月21日(Fri)

 午後、バイト。夕刻、輪読会(ウラベ研)、夜過ぎまで。
懇切丁寧に進めた為であるが、輪読会は思った以上に時間が掛かった。確実に知識を習得していけるよい形式の輪読会だ。むしろ占部さんによる小授業という感じになっている。

 メモ
『障害対応マニュアルを作成しよう 』 (1) (2) (3) (最終回)


11月20日(Thu)

 午前中、お仕事。午後、輪読会。
輪読会は何箇所か訳ミスと曲解があったので修正。いつものようにレジメを置いておく。

 昨日のレポート、一応完成。
意外に時間が掛かるものだ。結局システム面の批評のみ(ちうか褒め褒めという感じであるが)、個々のセッションの感想その他諸々は600字では書きようがないので纏めてカット。


11月19日(Wed)

 午前中、セミナー。午後から夜半まで、個体群シンポの印象記レポート作成。
印象記は遠足の感想レベルのものを書き上げて、…はじめから書き直し決定。面倒な依頼が来なくなる程度にアホだと思われるという効果を期待するなら、そのまま出すのもよいかも知れぬ。
 試みにミカミ氏に見せたところ、可哀想な生物を見る表情をされたのでやっぱり書き直し決定。


11月18日(Tue)

 午前中、読書やら調べ物やら。
先日のシャジクモとミズニラの構造の複雑性による対立モデルについて簡単に纏めてみたりする。先にミジンコ個体ベースのほうを片付ける必要はあるが、纏めておかないと忘れるので。(その程度ならそこまでという気もするが)

 振仮名ふりがな
こういうのが使えるみたい。w3mではルビにはならない。まあ特別な目的がなければ振仮名(ふりがな)で良いんだが。


11月17日(Mon)

 午前中、私用。午後、作業雑多。

 sshd続き。
先の設定では解決せず、結局クライアント側のNATルータがtimeoutで切ってるという事で、定期的にクライアントに向けてパケットを送るという方法を教えてもらう。(下記スクリプト)

#!/usr/local/bin/perl # NAT が切れないようにクライアントに定期的にNULL 0x00 を送る # heartbeat.pl # 子プロセスで実行できなければ終了 if (($pid=fork())!=0) { exit; } $buf="\000"; while(1) { unless (syswrite(STDOUT,$buf,1)) { exit; } # 書き込めなかったら終了 sleep(60); }
あとついでに、クマキ氏より直々に「ボケなんて言ってねーだろボケ」なる旨の叱責を頂戴した。(今回も言われてない、為念。)

 ヨコヤマさんから市場魚貝類図鑑を教えていただく。
現在1000種超とのことで、写真つき情報源としては非常に便利。

 進化本準備、終了。
あー長かった、と。斜め読みをするには内容も平易で良いのだが、如何せんレジメに起こすとなると分量が多い。やってもやってもまだ残っているという感じであった。

dequeue TODO stack:
− 輪読会準備(進化本)


11月16日(Sun)

 輪読会準備とかだらだらと。
「翼を持ったげっ歯類」やら「門歯の伸び続けるコウモリ」だのに、さしたる疑念を持とうとしない我が常識観にゲンナリしながらレジメの再構築を進める。作業的にやってるとどうしてもこうした漏れが出てくる、気をつけねばならぬ。  


11月15日(Sat)

 休みを取って一日中読書。
未消化本は(おそらく)一桁に。後はゲーム等してダラダラと過ごす。

 ミカミ氏より怪文書。
僕が言うのもなんだが益体無き事にまで無暗に情熱を注ぎ込める御仁だ。ある意味で感服させられる。


11月14日(Fri)

 sshd続き。
クマキ氏より「解決してねーんだよボケ。」とのお達し。みてみると応答がなくなったまま切断されずにゴーストが残っている。
マニュアルをよくよく眺めてみると、

client alive message は、KeepAliveとはまったく違うことに注意してください。
なんて記述が。というわけで"KeepAlive yes"に戻して、ClientAliveInterval*ClientAliveCountMax=900*3に設定してみる。設定があってれば放置開始後45分で切断されるはず。解決されなければ何が問題なのか分からん。

 輪読会(占部研)は来週に延期。
和氣さん@ウラベ研の卒研用実験が大忙しらしい。頑張ってくださいと撤退。で、来週の進化本の準備の続きやら、宿題になってたメール書きとか。

 ヤエガシさん来る。
僕と同じ年に修論を提出したヤエガシさんが研究室に来る。何某のお礼というお土産を横山さんとカワタ先生に手渡すと五分も経ずに去ったのだった。

 カワタ先生からの頼まれの頼まれ作業。
この前の話絡みでRedHat7.3が要るんですと言われて探しているのだが、どーにもねえ。本家のFTPから一向に落ちないどころか接続もできなかったりすることがあるし色々と面倒この上ない。今売ってる雑誌に古いバージョンとかついてないかしらん。
開発と運用の環境を合わせたいのは分かるけど、打ち切りの決まったRH7.3ってのはどうなのよ。用意できませんとか言ったらストップなんだろうか。カワタ先生も7.3である必要性にやや疑問の様子だし、暫く放っといてみるか。


11月13日(Thu)

 昨日の騒ぎはカワタ先生のノートが原因でした。
実のところ昨日の内に片付いたのだが。

 午前中、お仕事。午後、輪読会。
担当分3/5くらい消化、残りは来週。おおむね予定通り。残りを早めに片付けて、と。

 サーバのsshdの設定をチョコチョコいじったり。
自宅ADSL開通のクマキ氏より、「sshを放置しとくとtimeoutで切られてムカつくんだよボケ」なる旨のメールに脅されて、sshd_configで"KeepAlive no"を追加。


11月12日(Wed)

 風邪のほうは持ち直したような。
まだ本調子でないが、のんびりというわけにも行かず。

 午前中、セミナー。残りの時間はレジメ作成。

 情報センターから田嶋さん経由でアタック警告の連絡をいただく。
またしてもウイルス感染ですか。こんなときのために作った手持ちのIPリストを見てパパっと解決。…の筈だったのだが、えーと。リストから漏れているマシン…。日頃から徹底に徹底を重ねてないといざというとき困るんですよーという典型的な見本ですな。アホか。
 現時点で手の打ちようがないので、応答がないことを確認して緊急警告のメールだけ出して明日まで放置。


11月11日(Tue)

 週末より風邪ひきモード。
脱水症状気味でへろへろ。風邪ひくと喘息が出て寝られないので本を読むか輪読会の準備のいずれか。てわけでタイプミスに悩まされつつレジメの作成中。

 モデル案
一日周期の混合を加えた物理拡散性の導入やら、ランダムな環境攪乱などを入れる部分のアイデアは思いつくのだが、肝心の時間・空間スケールの抜本的な現実性向上には程遠い。

 午後過ぎより竹中明夫さんによるセミナー
樹木の形パターンをシミュレーションで再現し、長い枝と短い枝の役割分担とそれぞれのコストについて個体レベルで評価したという内容。僕自身は元々計算機上での生物の再現に興味を持っていることもあってとても惹かれる内容だったのだが、同じく講演を聴いていたミカミ氏はそここそが気に入らなかったという。
 ミカミ氏の最近のパターンとして各人の好みの問題に帰結するのだというようなことを持ち出すのだが、この考え方はどうにも完全には同意しかねる。

 たしかに、それぞれの研究を面白いかどうかと感じるかどうかは最終的には各人の好みによるだろう。しかし、それを帰結にするのは嗜好を同じくする内輪で話に興じてそれで自己完結してしまうという危険を孕んでいる様に思う。また、それで良いのだ、と言われていると感じる。

 「理解はしたけれど興味を持てない」というのは相当厳しい評価だと思う(しかも相手は黙るしかない)。要は好みではないと斬って捨てるのが(僕としては)発展性がないと思うわけで、好みでないと思うなら「その研究がどうだったら面白いと思うのか」等々述べてもらえればひとまずの納得は得られるのかもしれない。
 自分が言われたら凹むから躍起になって予防線を張っているだけという気もするのだが。


11月07日(Fri)

 午前中、セミナー振り替え。
ヒロツ君とササキ君による修論の中間発表。ヒロツ君の発表はひたすら長かったのだった。実験結果事態は手順を踏まえて外堀から埋めていく感じでデザインされている(ようにみえた)ので、基礎部分をもう少し固めればどうかというようなことを言った所、ミカミ氏が実験的にきちんと固めればよかろうというコメント。その後本当にやることにしたのかどうかは知らぬ。
ササキ君のほうはロジックの流れが明確で簡潔なセミナー。結果が出始めた段階ということなんで頑張って下さいと言う位しかコメントしようがない。

 正午ごろ私用で町へ。午後、輪読会(占部研)。夕刻、バイト。


11月06日(Thu)

 午前中、お仕事。午後、輪読会。
輪読会前にカワタ先生に呼ばれて、今ある計算機とサーバのスペックの説明をさせられる。びみょーに怪しげな話を聴かされつつ。ま、直接は関係ないしねー。

 夕食後、ミカミ氏とロケットの進む力がどうのこうのと議論。
実に無駄且つ不毛である。周りの白い視線にもめげず議論は続いたのだった。

 で、その後で来週の輪読会の準備を再開したため作業は遅々として進まず。あと24ページ、まだまだ道程は遠い…。


11月05日(Wed)

 午前中モデルのアイデアについて考える。
布団の中で、というのは内緒だ。それはさておき、むかーし扱って没になったままのMacrophyte vs Algaeなモデルから新しいアイデアなぞ思いつく。沈水・抽水植物がミジンコのような一次食植者のrefugeとなるってな記述が散見される(例えば『陸水学』pp.226)のだが本当に効果があるんだろうか。淡水ではシャジクモなんかは結構複雑な形をしてるけれど、まっすぐな植物もいるのはなぜか? 例えばrefuge効果がそれなりに大きいなら光をとるのに「邪魔な」藻類を食ってくれるミジンコなんかの「協力者」を飼っておける植物はそれだけ有利かも。というようなことをずーと考えていた。

 ヨコヤマさんに図鑑で色々と見せて貰いつつ話をしてみる
複雑に要因が絡み合ってて難しいんじゃない?とのこと。つまり、まずは水草の「カタチ」を何が決めているのかという問題を扱った研究を探してみればよいのだね。その上で植物体が複雑になる→「協力者」保持量が増える→邪魔者減る、というようなモデルを考えたあとで、実際に池で水草のあるとこと無いとこのミジンコなんかの個体密度とchl-a濃度のデータを取ってみて、水草多い→ミジンコ多い→藻類少ない、とか、複雑な形の水草では周りにミジンコ多いとかいった面白い結果が出ないものかしらん。

 というようなことを考えていたら、気がついたら夕方だった。
で、数理の勉強会をすっぽかしてミカミ氏にしこたま嫌味を戴く。世話人のクマキ君によると今回で最終だったらしい。いやはや申し訳ないです。

 夕刻より進化本輪読会の準備。
遅々として進まない。リンネから始まる分類学のお話なので実のところあんまり興味が無いというのも足を引っ張っている要因かも。ともあれやらないことには終わらないので作業。

 RedHatは9で提供終了だそうな。
なんと。で、Fedora Coreとやらに移るらしい。(追記:すでに詳しいニュースがあった。)RHベースのはずのVineもFedoraベースになるんだろうか。先月末と予定にあった2.6r3もまだ?みたいだけれども。


11月04日(Tue)

 微妙にだらけモード
輪読会やらモデルの改造やらがあれこれ重なっているのが原因か。同時並行で進めていくってのができない性分なんだから一つずつさっさと片付ければ良いようなものだが、どうにも。

 『水圏の環境』(有田正光編著、東京電機大学出版局)購入。
大学出版40周年だとかで2割引。基本的な水圏環境について水質・拡散・流れなどの物理特性を簡潔に纏めてある。流れだの拡散だのを考えてるからにはここらでもう一度基本的なおさらいをしておく必要があるでしょう、ということで購入。非常に読みやすくありがたいのだが、今使っているモデルに即座に適用できるかどうかはかなり微妙。


11月02日(Sun)

 Amazonで文庫本を大量に注文。
最初はユーズドで買うと安いねなどと思いつつ何も考えずにカートに登録していっていた。しかし、実は同じ出品者相手でも本一冊あたりに340円の手数料が掛かるのだった。つまり元単価が600円の文庫本を古書価格340円で買おうとすると680円払う羽目になって新刊を買うよりも金額が掛かるという実に馬鹿馬鹿しくも腹立たしい事態に。結局新刊で買うのだから出費分は大して変わらないのだが、差額分だけ余計にAmazonに払う理由もない。

 しかし一冊ごとに手数料が掛かるというかなり重要な情報を確定直前の明細で(しかもごく細かい字で)しか見えないようにしているのは些か不親切ではないか。
それが当たり前だと思っていなかった僕が悪いのかもしれないが、先に利用規約などをよく読まずに利用する輩も居るのだと開き直っておく。ユーズドで出品されていますって情報のところで[古書価格(+手数料)]のような形で表示してくれれば、新刊で買うか古書で買うかを明確に選び分けられて便利なのだが。文庫程度だと古書のほうが高いのが分かっていれば新刊を買われて手数料が入らない。現物を扱わずに手数料だけ取ってればおいしいので実は書きたくないのか、などと邪推したくなる。

 結論としては洋書のように手数料を差し引いても安くなるもの、在庫切れになって古書しかないもの、1-10巻というように古書のセット販売になっているものなら、Amazonユーズドを利用する価値があるんじゃなかろうか。

 こんなどうでもいいことを長々と書いていることからも分かるように、本日も本ばかり読んでて研究の方はノータッチだったりする。


11月01日(Sat)

 自宅に篭って本を読んだりとかで終わる。
11月初日からこれでいいのかとか思いつつ、積読本が壁になりつつあるので消化しないとイカンなあとか言い訳。


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