99 論文書き(日本語アウトライン)
90 論文書き(日本語)
80 論文書き(投稿用英語)
70 セミナー担当(05/19wd)
60 生態学会発表要旨登録(期間 2004.05.20 (木) - 06.09 (水))
40 研究計画
朝起き。午前中おしごと。午後過ぎ輪読会(占)。
輪読会では何箇所かトチってしまい、全体的にアタフタした喋りになってしまった。かつ、何箇所かよくわからずに引っかかる点があったのも反省点。調べていったつもりだったのだが、準備が散漫になってたらしい。
論文書き(日本語アウトライン)
相変わらずメカニズム説明のところで詰まっている。追認のために供給比率を変えて共存するか、極端な栄養塩量でリサイクル無しの動態が変わらないかという点を追試。結果はリサイクルが主要因で空間があるときに効果を強化する流れを支持するもの。
こうなってくると、リサイクルがどういうカタチで効いてるのか、空間がどう働いているのか益々わからなくなってきた。思わずラザロさんに愚痴めいたことをぼやいたら、『お前等は考えてナンボだろう。考えてダメならもっと考えろ』というようなことを言われてしまった。無論こんな直接的な表現ではないのだが、そりゃそうだよね。モデル屋からロジック弄りを差引いたら何にも残らない。
朝起き。午前中セミナー。
前半はニシノさんによる研究計画発表。進行を任されたのにやや滞り気味だった、反省(座長の心得)。研究内容が重なる部分も大きいので僕自身は割りと理解できたのではないかと思うが、内容的にも消化不良気味で結局何が新しくて着想のどの部分が面白いのかの説明が殆んどされなかったのは勿体無い。もっと前置き説明を簡潔にするか発表時間を延ばすかの二択というところ。
後半、オオツキ君の卒論の研究発表。 こちらも一応チュータを任されて、レジメの構成とか発表方針を見させてもらったのだが、概ね進行は良かったのじゃなかろうか。ただし、結果にも若干良く解からない部分があって、謎多きメダカの性決定メカニズム、という印象になった。
論文書き(日本語アウトライン)
取り敢えず停まっていた部分、モデルのキーとなる部分:リサイクルの有無についてのモデル的説明のフォローと、結果の分散についての箇所をざっと書き起こしてみてゲンナリ。うーん、3歩進んで2.5歩くらい下がってるとゆーか。
結果は割りと明確(リサイクル+空間で種数増える)なんだけどもメカニズムが思ったより明確でない(リサイクルと空間の両方が効果を発揮している明確な状況証拠が挙がってこない)のはどうにも気持ちが悪い。手持ちの空間系の教科書(…変な表現だ)を色々と眺めて考え事を進めたり、戻ったり。
朝起き。午前中読書。午後過ぎ研究室。
午前中は自宅にて昨日からの考え事の続き、頭を捻るも良案なし。生態学会の参加費の振込み。よくよく考えたら用紙がATM振込みできるタイプだった。昨夜からつづく雨のなか研究室から振込みに行った所為で濡鼠になる。
論文書きはアウトライン段階から遅々として進まず。ここらで一度相談してみる潮時か。
朝起き。午前中読書⇒研究室。
昨日からの続きで分散の作図とかメール書きして午前中を浪費。
午後セミナー(マクロ)。前半ミウラ君の研究発表。移入種(持ち込まれた種)が移入先では寄生者から開放されることで有利に侵入できるかもという話。そのために移入元と移入先での寄生者の種数の比較をしているというのだが、その前に寄生率を測定できないかと質問したところ、それは難しいという返答。寄生者の種ごとの機能的違いは無いということなので、成体全体での寄生されてる個体数を時間断面でとれば寄生率とみなせるように思うが、なぜ種数の比較をするのか釈然としない内容であった。
後半、科研費の当ったマキノさんによる研究計画発表。ヤマケンミジンコの南限であるトカラ諸島のなんとか島の底無沼に行きたいという情熱はイヤというほど伝わってくる内容だった。要旨(科研費申請書類の文面まんまだったけど)以上の情報は出てこなかったような気がしないでもない…。
質問メール。
何件かMLの管理をさせてもらっているのだが、ここ暫く某MLのAdmin宛てに質問メールが相次いでいて本日も来て居る。とまあ、ここまでは良い(手間は掛かるんでホントはよろしくない)。が、今日のはなかなかアレゲなんでメモしておく。
登録希望ですが、説明が理解できません。
以上1行、表題なし。質問の仕方HowToによくありがちな「典型的な悪い質問」のお手本のようなメールである。一から説明せよという用件なのだろうか(恐ろしいことにそうなのかもしれない)。「そうですか。大変ですね(主に理解力方面で)。」とでも書いて欲しいのか。
さすがに突き放してしまうのも気が引けるので、簡単なガイダンスを更に要約したものをCopyPasteして返事をする。基本的に管理しているだけなんでMLの中身の状況や説明についてはMLの代表者にお任せにしているのだが、一体どういう説明をしたのやら。
結果の纏め(分散)。
着目してみたのはリサイクルのあるときとないときでの栄養塩比率の空間分散と栄養塩比率(空間全体での平均)の時間推移と捕食圧の分散(おまけとして)。結果をどう解釈してよいのかわからず悩み中。リサイクルの有無で明確な違いは出ていて、そこだけみれば分散に10の20乗もの差があった、とかいえるわけだが、絶対値として差がないように見える(元の値同士が小さすぎる)のが問題なのだよねえ。
生態学会申し込み。
WEBの入力による手続きを済ます。参加費の振込みが30日までで、木曜日が祝日なので実質27,28,30の三日しかない。忘れると5000円増し。
朝起き。午前中研究室。
朝枠はレジェンズが一番面白いと思うのだがどうだろう。どうでもいいか。
出てきた結果を眺めつつ、結果とイントロダクションのアウトラインを若干方向修正して手直し。さしたる時間も無かったんでほとんど進捗せず。
午後かえるとり。
週明けからの学生実習は、今年はカエル(オタマジャクシ)を一つの田圃からとってサンプリング地点ごとの遺伝距離の算出とか集団構造の推定とかさせる(らしい)。
というコトでお手伝い要員として、泉の北の方の田圃へおたまじゃくし掬いに出かける。とは言うものの主たる目的はショートツーリング。松島さんの車を後ろから追いかけつつ田舎道を片道20分ほど。作業として泥遊びを1時間程度。朝方午前中と雨が降ったり止んだりしていたが、午後はよく晴れて気持ちよかった。
朝起き。午前中おしごと。午後研究室。午後過ぎ輪読会(占)。
考えてみると金曜日は、輪読会直前にその準備するのを合わせると、丸々トラップされる時間が長い…。
Google検索結果が文字化け。
IEコンポーネントを使っているのはDonutでも同じなんで、昨日くらいから急にtoolbar検索がおかしくなって首を捻っていたのだが、Google側の変更が原因らしい。サービス機能追加もいいが、使用頻度が高い動作なんで対応してもらえないとなると面倒だ。
朝起き。午前中私用。正午前研究室。午後過ぎ輪読会。
正午過ぎまで、頼まれごと片付けたりメールの返事書き。体よく使われている気がしないでもないが持ちつ持たれつ。
生態学会向けのタイトル案をカワタ先生に送信。
「消費者の栄養塩再循環による空間的異質性: 被食者多様性への捕食者の役割」
"Spatial heterogeneity induced by Consumer-driven Nutrient Recycling: Another viewpoint of role of predator to prey diversity."
個体群の時のままでそのまま出そうかとも思ったが、流石に気が引けて細かく直す。じつのところ時間的不均一性の要因もかなり効いているんで、タイトルにも含めた方がいいかも。
計算(分散)。
リサイクルなし⇒分散極限まで低い(0とみなせる)、リサイクルあり⇒栄養塩量が増えるor拡販頻度が少ないと分散上がる、という結果が出てるんで良し。先にも触れた分散の絶対値が小さい点については…どうしようか。相対的にみて極端に違ってるじゃないかという流れにしてみるか。問題があれば即座に突っ込まれるでしょう。
というワケで、本格的にレプリケート数以外の駒が出揃って煮詰まってきた。若干ペースが遅れ気味なんで、早め早めに。
やること蓄積中。
分散の計算やら文献漁りやらしている裏で着々とレプリケート(正確には繰り返し数でなく、栄養塩量の条件点=横軸の刻みを増やす計算に徐々に移行中)が溜まりつつあって、未整理のデータが大量になりつつある。収拾付かなくなる前に片付けないとマズイ。
一方で、kernelにかなり深刻らしい穴が見つかっていて、サーバのkernelの更新をしたいんだけど現状で停められなくなっている。さすがに本番機にぶっつけで突っ込むのは躊躇われるんで、その前にテストもせにゃならんし。
janogに流れていたTCPにかなりヤバゲな問題が見つかったって話のほうは、VineではまだUpdateが出てないみたいなので保留。
メモ:GCC some extensions
トリッキーだけど、どの程度便利になってるのか微妙な気がする拡張が多いような。個人で楽しむ分には面白いかもしれないけど、実際には使わないだろうなあ。
メモ:「計算すれば分かる」ところまで分かったか?
モデルのデザイニングについての箇所を要約すれば[過不足なくデザインせよ]。我々のようなアプローチでは常に留意しなければならない事項と思う。学部の頃には漠然と[より複雑=より現実的]という思い込みがあって、当時は口を酸っぱくして言われ続けた記憶がある。
『Fundamentals of Ecological Modelling 3rd Ed.』(Jogensen and Bendoricchio, 2001)でも、丸々一章を「何のためにモデリングするか(何に使うモデルなのかを考えよ)」について割いている。パラメータやモデルに組み込む仮定(仮説)の取捨選択こそがモデル構築の醍醐味であり楽しい部分と言えよう(と思うようになってきた)。
モデルによる現象の記述を突き詰めて複雑化していくと、破綻するのは自明である。昔、何かの論文でパラメータを増やしに増やしたら、モデルより単純に全部の変数による重回帰の方が予測性がよかったというのを読んだ記憶があり(詳細を失念してしまった)、こうなってしまうと本末転倒である。
とはいえ、個人的には微に入り細に渡って考えうる要因を全て詰め込んで、箱庭的なものを組み立てたいという衝動はよくわかる。大抵の場合、何の役にも立たないモデルが出来上がるのは…経験的にも理解してはいるのだが。
朝起き。午前中、研究室セミナー。
タグチさんによる研究計画発表。なかなか密度も濃く議論も活発で、好感の持てる内容であった。前途としてはまことに大変そうである、が。
ただ、相手の意見に諾々と同意してみせていたのはよろしくない(人のことは言えないが)。即座に返論・即時に判断できることが、自分と相手で議論を重ねる上でいかに重要であるかを見せ付ける反面教師でもあった。
無論、適宜・適量のフォローが入るのまで妨げるのはどうかと思うが、質問者と代返者での議論になっては情けないし、何よりも勿体無い。これは吾身も反省するところが大きいので、常に心がける必要があるだろう。意見や質問が来たら先ず「いや、それは違う」と言ってから返事を考えろ、というのはけしてオーバーな喩えともいえまい。(ホントにそうするかどうかはさて置いて、心構えとしての話。)
論文書き(日本語アウトライン)、補強作業
論文読み続き、本日はカテゴリをスライドさせて湖のheterogeneityについての研究論文を漁る。WoSで検索して2000年以降でもざっと120件超。まあ普遍的というか割と思いつきやすいテーマではあるということか。
めぼしいものを抽出する作業。titleとabstructをがしがしと見ていって8本ほど候補を残す。殆んどの文献をオンラインで個別に引けて有難いことである。みな野外での研究でスケール的にもかなり大きな感じ。abustructだけを俯瞰的に眺め渡したところでは、自己組織的にHeterogeneityが生成されるというよりは外因的(流入とか還元であるとか)によるという感じのものが多い、のかな。微視的パッチについての研究は先のScienceのレポートくらいしかないのかも知れない。
とはいえ空間スケールに関する話題(ミジンコのswarmであるとか、藻類のbloomとか、外的要因による栄養塩供給比のHeterogeneity)は間違いなく触れるであろうから、大まかには共通しないでもないトピックの実証的な研究にも目くらい通しておきましょう、と。読む論文が増えていく…。
計算結果(分散)
リサイクルの有無・栄養塩量に対して、見た感じ相対的には大きく違う結果は出てるのだが、絶対値としてみるとどうなのだろう。栄養塩比平均に対して、大まかに変動係数に換算して2%くらい? うーむ、リサイクル無しでは極限まで0に近いんで相対的には大きく違うのだが…。
エコーライン
今年は23に解除ってコトなんで、雪の壁が残ってるうちに行きたいなあ。
朝起き、午前中研究室。
朝から論文読み続き。淡々と消化しても、まだまだ山の如くある。午後過ぎ、分散作図用に手直しして計算開始。リサイクルありなしで明確に違いが出てるみたいなんだが、栄養塩量の違いが何を変えてるのか、つまり具体的に言うとリサイクルの有無によって、貧栄養条件下で何が同じで富栄養条件下で何が違っているのか今のところ不明瞭。
論文書き(日本語アウトライン)、補強作業
Huisman et. al.(2001), Ecol.Letters。論文自体の内容は、パラメータの与え方次第で系の挙動は如何様にでもなるという話(おいおい)。physiological plausible parameter combinations in natural phytoplankton communitiesな話が載っていて、Senario 4に挙げられている想定が、僕のやっているパラメタライゼーションに良く似ている。まったく同じではないので、そのままリファしておしまいとは行かないが、少なくとも流用できるだろうからお世話になろう。
とはいうものの、Huisman and Wissing達に引っ張られている所為か、ここ最近の研究はみなoscilateした非平衡で多種共存する方向の研究ばかりで、nitche分割的な話は流行らぬのかも。
朝起き、午前中私用、正午前研究室。
結果の整理をして作図。各種条件(空間・リサイクル)に対する残存種数の違い、リサイクルと空間両方あるときに残存種数が最も多くなり、そのとき中程度の栄養量で種数最大。もう一つ、主に攪拌頻度に対する残存種数の違い、攪拌頻度が増えるに従って残存種数が低下。空間無しと毎回均一化したときの結果が一致しないのは、瞬間的なミジンコのバイオマス(=リサイクル量)が均一には出来ないから。1日1回と1日1000回の結果の差が微妙な感じなのが何とも。1/dayの方はもう少しとってみる必要があるかな。
しかし、これ見ると横軸が荒すぎて、もうちょっと細かく条件点を採りたい誘惑に駆られる。ともあれ、これで二つ目の作図にも見通しが立ったんで、あとは分散作図だけ出来れば今週末くらいには零稿、のアウトライン、くらいは持っていける、とよいなあ。ウラベさんにも具体的に結果を見ながら話をしようと釘刺されたコトだし、なるべく早いとこ分散の作図をしないと。
計算機。
結論、よく分からない。よって調査込みで修理に出すことにして、その旨横山さんにお願いする。
ウイルスメール。
Netsky.Qだから正確にはワームになるのか。昼過ぎあたりから大量爆撃中。いやもー久々に凄い数でウンザリする。
午後過ぎ、マクロ生態セミナー。
担当はウラベさん。前半は学生向けに研究のあり方の話、後半は現在の研究テーマ(というかプロジェクト)の話。ホントは最後に基調講演で話した琵琶湖100年史という内容の話をする予定と要旨にあったが時間が押してて流れてしまった。
前半部、ウラベさんが時折触れる、(ウラベさんの考える)良い(面白い)研究についての話。役に立つかどうか(社会的な貢献)はあまり重要でないという考え方は、僕には全面的に賛同しかねる意見ではある。直接的に人様の役に立っているわけではない研究をしていることに時折引け目を感じることがある。
志向というかというかスタイルの好みであるとは思う。しかし現実に周りを見渡すに、少なくとも理学的・基礎研究的な仕事に従事しているヒトたちは、結果的に前者の方が業績も上がって結果的にフィードバックも大きいようにも思えるのを考えると、それが在るべくしてある基礎系の在りようなのだろうと思うようにしている。
学生に望むことと題した前半部の後半部(判り難い表現だ)。ウラベさんはかなり婉曲的な表現で喋っていたけれど、実質生き残るならクリアせよという内容であった。基本的には先週のカワタ先生の方針演説と通じる部分の多い内容だったが、それだけに肝に銘じて目標とすべし。
後半は「世の中のしくみ」なおはなし、で、それはそれで面白い内容であった。
メモ:GIS入門
解り易い。通して全部読んでおくとしよう。
正午前起き、午後すぎ研究室。
土曜進行と称して、天気も良いというのに自宅にてだらだら本読んだり論文眺めたり(こっちは読まずに眺めていただけ)。
午後過ぎ、倒れていたマシンの復旧作業続き。起動しなおすたびにトラブルの挙動が違うんで、どうもよく分からない。ハードウェアが原因だろうが、どこが悪いのか問題の切り分けが出来ない。こういうときはマザーボードを疑うべき、なんだろうか? 長々と引っ張ってもしょうがないんで来週頭にでも修理を頼むか。
復旧作業の合間に結果の整理をしたり、論文眺めたり(無論眺めていただけ)。ダレてるなあ。
朝起き、午前中おしごと。午後研究室。
論文読み続き。Lehman and Scavia(1982),Science(216)を再読、今やってるモデルの(一応)元アイデアの論文。主張は一つで、ミジンコの排出による微小スケールの栄養塩パッチは攪拌しなければ藻類が利用できる、以上。実験としてもかなりシンプルなデザインで結果も解り易い。この論文の引用は確定。
そのほか、Groverの一連のモデル研究の論文を眺めなおしてモデル部分の手直し。いずれ文章に起こすときには必ずお世話になるんで一通り目を通しておく。
計算結果。
レプリケート減らして条件点の数を取ってる所為で続々と結果が上がって来る。整理するのも一苦労。レプリケート数が少ないんで荒いしバラつきも大きいけれど、概ね予測通りの結果になっている。条件点が一通り上がれば、レプリケートの残りは計算中ということでアウトラインと一緒に提出できる。
今週のProjectX。
生協傍の所で旧SV銀、グラブバー付いてたからおそらく650を見かける。僕の世合わせて銀ばかり無印・400s・650sと3台も同じキャンパスにある計算になる。マイナー機なんでなんとなくうれしい。
で、それを見てヨシムラの8耐のエピソードを見逃してしまったことに今日気付いた。珍しく早く帰ってテレビをつける予定であったのに。再放送とか無いものかな。
朝起き、午前中自宅で論文読みと読書。午後研究室。
計算終わった計算機に次の計算を仕掛けて論文読み続き。懸案になっている空間・時間的分散のためにコードの手直し。午後過ぎ輪読会、年度末に途中で切れていたところから再開。
朝起き、そのまま研究室。
…というか、リセットの為にほぼ徹夜。午前中セミナー。オオタキによる研究経過(というか計画)、前回からのupdateがどこなのかイマイチ分かりづらい内容。
カワタ先生より生態学会の申し込みについてアナウンス。研究計画やら早めに立てないとと呟いてみた所、後ほど、今やってるheterogeneity by CNRな内容をきちんと纏めて発表せよとのお達し。完全に先手の釘を打たれてしまった。最近どうも後手後手に回ってるなあ。速さが足りない。
焦らず丁寧に進めなさいという忠告というよりは、きちんと論文に纏める前に目移りするなってのと、今から中途半端に新しいことやっても間に合わぬということであろう。
というわけで、テーマ設定の項を削除して研究計画のみにシフト、優先度下げ。
午後より、ニシノさん主催の自主ゼミ。
論文読みセミナー、担当論文決めとか。Mouquet and Loreau(2003),"Community Patterns in Source-Sink Metacommunities", Am.Nat.,v162n5,pp544-557にきまる。読まねばと思いつつ半分くらい読み掛けで停まっていた故、渡りに船である。
午後過ぎ、研究室の花見。
占部研の学生さんとマキノさん、千葉研の山本君・ダイチ君と合同。占部研は新しい学生さんが多すぎて名前を覚えられず。花は散りはじめというか半ば散っている状態。今年はチト忙しくて走りながら眺めるツーリングは無理っぽいなあ。
カワタ先生にメール再送
依然頼まれたspam除けのお呪い方法について、以前送ったものと同じを再送。個体群学会のサイトでは画像で置いてあるようだが。
午後過ぎ起床、そのまま研究室。
二度寝とかいうレベルでなく、気がついたら午後過ぎだった…。終わってるなあ。
ウラベ研の加藤さんより連絡。輪読会の開始は4・23(fr)15時より。今年の本は『Limnoecology』(Lampert and Sommer 1997, Oxford)。英語も平易で内容も確りしている良書である。手持ちの本なので経済的にもありがたい。
論文書き(日本語アウトライン)
完了分の計算結果の整理をして、続き。結果の部分と議論の部分を書き上げて大まかには出来た。あくまでアウトライン、構成案が出来ただけだが。現在の構成案を骨子だけ抜粋すると下記のとおり。
残り計算中の部分は、計算している結果がないと図がかけないので先に進められずもどかしい。次はイントロダクション・モデル・ディスカッションについて、リファレンスによる補強作業。それが済んだら変更が少ないであろうモデル部分とかはさっさと文章に起こす。これは計算待ちの間に済ませておきたいところ。
生態学会の方にも着手せぬとまずいので、じりじりと焦り気味。
早朝迄、読書。午後過ぎ起床。
土日をかけて自宅の大掃除。本来は日々の細やかなメンテナンスこそがハウスキーピングとしては正しいのだろうが、そう思いつつ幾年。数年分の溜りに溜まった物を処分したり整理したり。我が部屋ながら斯様に広かったかと思う程の革まり様である。
本日は丁度ガスのメータ交換とやらで自宅待機の要があったのだが、それに便乗して午前中から昼過ぎにかけて自宅から計算を追加させたりしつつ、ダラダラと過ごす。それにしても目茶目茶な生活リズムである。これでリセットとしたいところ。
計算。
計算が終わったものについて整理。
やること。現時点で必ず要ると思える絵が三つ。
1日1回攪拌についてのレプリケートが当初予定した30サンプル回収完了。攪拌無しのものについても1部が集まりつつあるんで次の準備。残すところは以下のとおり。
一つ目はレプリケートを全条件を出すのを優先させ無いと絵が描けぬ。レプリケートの厚みを増すのは徐々にやっていくとする。
夕刻、ミカミ氏よりメール
亡命先の大宰府の地でも、何処かで聞いた様なトラブルに見舞われたご様子。DBSLに登録されるってのは良くあることなのか?先方には調べてくれる人が居られる御様子で羨ましい限りである。
メモ:アルゴリズム行進
最近の観てると楽しいヘビーローテーション。併せてアルゴリズム体操もお勧め。
メモ:IEを滅ぼすスーパーブラウザ
なんだかなあ。センセーショナルなタイトルに対して記事内容がショボ過ぎて竜頭蛇尾にすらなってない。あれもこれも出来ると書いてある内容は大抵のほかのタブブラウザでも出来るように思えるし、比較して、どうアドバンテージを持ってるのか記事からではさっぱり分からない。
Microsoftへ。今日はIEだが、明日はWindowsかもしれないぞ。
というかIEコンポーネントじゃないのか、これ。IE滅ぼしちゃったら共倒れになるのではなかろうかと思うのだが、著者は何を考えてこんな記事書いたのだろうか。まさかとは思うが[今までタブブラウザの存在を知らなかった]とかではないよね。いくらなんでも。
早朝起床。午前中、おしごと。
久しぶりにスーツ、といいたいところだが、つい先日礼服着たばかりであった。就職活動もしてないのに、なんやかんやで月一くらいはスーツを着てるような。
帰り際に本屋によって散財。文庫8冊、漫画1冊。ライトノベルの新人賞を買い漁ったとはいえ誰が読むんだという量である。一体このうちに何冊の当りがあることやら。
計算結果。
レプリケート数を増やした結果が次々と溜まりつつある(既に17*2*6=204サンプル、これで半分にも満たぬわけで)。早めに整理しないと増やした数だけ泣く羽目になりそう。で、ひーひー云いながら出てる分だけ整理。レプリケートが増えれば絵は綺麗にはなる。
本当はこれも自動的に整理するようにしてしまうのが一番なんだけども。
早朝起床(二度寝)。午前中、読書。午後過ぎ研究室。
あれだ、春だし。…と開き直っても仕方が無いが、然程就寝が遅いわけでもないのに眠い。とはいえ、明日は朝一で本年度最初のお仕事なんで寝坊は許されぬ。
『風の十二方位』(アーシュラ・K・ル=グィン)、読了。
前書きに曰く、回顧録的短編集。まさにそのとおりなのだが、個別の短編ごとに書かれた経緯と意図が、本編の前に書かれているのは少し残念に思う。端的に言えば、あとがき・解説に相当するものを先に読まされる。既読の読者向けにはル=グィンの思想観を深めるのに良いかもしれないが、初見の読者には逆に先入観込みの著者の意図を汲み取る作業になりがち(僕はそうなってしまった)で、独立した短編として楽しみにくかったのは残念。
僕は彼女の作品は楽しんでも、彼女の思想に共感があるわけではない。これは書かれた年代がやや古いのもあるだろう。しかし、その位相のズレは確実に作品自体を楽しむのに干渉する。(短編集に良くある)あとがきで個別の作品の解説を加えるスタイルなら、幾分違ったかもしれない。
彼女が何を考えながら著作しているか、著者の背景に興味があるなら読んでも良いかもしれない。そうでなければ、まずは前書き部分を読み飛ばせばSF短編としてのアイデアは面白い。
管理メモ更新。
この前までやってたNISによるユーザ管理の作業ログを文章に起こす。逃避的作業の心算が予想外に時間が掛かる。やれやれ。
夕刻より本年度のセミナーやらなにやらの話し合い。
しょーもない内容(失礼)なわりには長々と時間ばかり掛かる。後から決定事項だけ廻して寄越せと言いたい処だが、流石に勝手にせよと言い置いて棄て帰る訳にもいくまい。
論文書き(日本語アウトライン)
結果と議論の分離作業に難航したのと、ロジックだけを過不足無く明確に抜き出して箇条書きにする作業に意外と手間取る。進捗としては半分程度。
朝遅く起床(二度寝)。後、私用。午後過ぎ研究室。
うーむ、睡眠時間がここ暫く増えている。春だからというより、怠惰な性分を律しきれていないほうだな。朝方に修正の努力を要す。
生態学会の締め切りが月末という旨、カワタ先生にボソリと呟かれる。分かっていますよぅ、忘れている訳ではないのです。のだが、いまいちアイデアは纏まらず。モチーフとしては、積年の憾み重なるミズクサ関係のテーマをやりたい。
今扱ってるミジンコ個体ベースモデルの方は、パラメータの現実性に徹底して祟られたんで、野外メインでデータ集めてくるタイプの奴に、徹底的にシンプルにしたモデルを重ねるような研究。やはり実験なり野外なりでのデータを持ってる人の研究は厚みが違うわけで、目指すべくはそういうスタイルでありたい。
で、NISサーバ構築やら色々と纏めねばならぬことも山積みになっている。ということで、ToDoリストに山ほど追加。
計算機再構築。
死亡して後、忙しい忙しいといいながらずーっと(なんと一ヶ月以上も!)放置されていた計算機の再セットアップ。物理的に壊れてなければ復旧(というか新生だが)するでしょう。そうでなければ逐一調べなきゃならんので面倒だが。毎度ながら実に適当極まりない。
論文書き(日本語アウトライン)
結果にあわせてイントロダクションとかに手を入れつつひとまずモデル部分まで纏め。明日中に結果までアウトライン化できれば、見通しとしては悪くない。
話し合い
vs.ウラベさん+カワタ先生。都合により1830より。今日出てる分のレプリケートまであわせて纏めたものに説明用資料を改訂。
反省点。相変わらず彼我で結果を共有するための導入が無く、説明が独走気味(不親切)という批判。もっともっと丁寧に、何も知らぬ相手に説明する心積もりで望めというコトだろう。
個別の指摘。栄養塩負荷量とリサイクル・空間の有無による残存種数の変化の図をメインに押し出していく方針で。レプリケート数を増やす点については作業中。空間サイズの違いの効果についておよび栄養塩供給比率の違いについては、簡単に採ってみることにする。
課題。リサイクルによって[具体的には何がどう変わっているか?]。勿論、栄養塩供給量・比なのだが、それをどう示すか。リサイクルなし(供給)とリサイクルあり(供給+リサイクル)で、栄養塩供給比率の時間分散と空間分散を取ればよいか?説明のためのパラメータ出力なんで網羅的で無くてもよさそう。
…と、そのためにはコードの若干書き換えと書き足しが必要なことに気付く。
投稿先。簡潔・過不足無く纏められるならば、目指せLettersかProNAS。僕自身はEcolModelかと踏んでいたが、カワタさんは候補としては一番最後にしたい心積もりのようだ。まずは日本語で結果と議論まで一通りのものを纏めよとの指示、モデル部分はそのままAppendixで良いかもという感じ。全速力で従事する。
どうでも良いが、今年からウラベ研は学生が増えに増えて7人追加。昨年と同じ感覚で学生部屋にお邪魔すると、皆さん一斉にこちらを向くので結構ぎょっとする。
メモ:xdoc2txt
xdoc2txtはPDF,WORD,EXCEL,一太郎などの各種バイナリ文書から、テキスト要素を抽出する汎用テキストコンバータです。
とのことで、何か使い道があるかもしれない。でもWindows上で動作するものしかないみたい。
メモ:“金田バイク”が参考出展
実用新案や特許のカタマリなんだそうで。バンクさせたらタイヤ横の赤いのガリガリ削れそうな気がするのだが。
研究再開
午後過ぎより研究室。週末は実家の方でどたばたしていたので進捗なし。色々と思う所もあるが書かずにおく。一応ノートPCは持って帰ったが作業は出来なかった。
占部さんの配慮で延期になっていた話し合いを、6日午後1730よりというアポイント。実家に向かう直前に計算を仕掛けたレプリケートは条件の半分が揃っていない。
空間ありリサイクルあり(1番時間が掛かる)が残り半分、空間なしは計算中。ということで明日の話し合いにはまだ伏せておく。計算中である旨を口頭で伝えれば十分だろう。
実家より訃報
昨夜半過ぎに、昨年末より容態を悪化させていた母方の祖母が、身罷ったと実家より連絡を受けた。結果についての話し合いが終わったら直ぐに実家へ帰る仕度をせねばならないので、本日は朝更新。
本日より四月
今日からわが東北大も独立行政法人ですよ、と。スタッフでなく既に学生たる自分にどう関わりがあるかは判然としない。でも既に規制が明文化されつつあったり領収書関係がきちんと出るようになってるのは変化といえよう。
今月の目標は何をおいても論文書き、ついで生態学会の申し込み準備をしないと。
午後過ぎ起床、そのまま研究室
昨日付けのレポートをカワタ先生にメールで送って帰宅したのが2時頃で結局寝たのが6時前になってしまい、二度寝した結果がこれ。一度は7時に起きたんだが流石にきつかった。危惧したとおりに夜型へ移行中。まずいなあ。
研究室に顔を出して直ぐに、カワタ先生よりウラベさんとの話し合いをセッティングするように指示。夕方にでもお願いに行こうかと考えていたら、先手を打たれて明日16時より打ち合わせという運びとなり、カワタ先生からのコメントは今日中に帰ってくることに。というワケで急いで、メソッドの攪拌部分を書き上げないといかん。