メガドライブとはちょっと前までドリームキャスト(以下DC)で
苦しんでいたセガが1988年に放った傑作テレビゲーム機です。
サターン、DC発売以降も我々を熱くさせてくれる、他とは一味違うゲーム機です。
メガドライブネタ
当サイト内にあるメガドラに関係するコンテンツを開きます。
本体の具合
CPUは68000(約8Mhz)とZ80(約4Mhz)の2つを搭載。
16ビットゲーム機としてはかなり快速です。
慣れるとスーファミの処理落ちシューティングはもぅ遊べません。
基本的にアーケードのシステム16基板(もちろんセガ製)を
参考にしたような感じですが、家庭用の為のコストダウンへの
努力があちこちに窺がえます。
色数。512色から(青8段階・赤8段階・緑8段階)、同時に64色使えます。
はっきり言って少ないです。ちょっとコストダウンへ努力しすぎでしょうか。
多分ファミコン、PCエンジン相手の設計でしょうが、後のスーファミに
大きく差をつけられる原因となったような気もします。
(色が少ないと画面が貧弱になるという意味ではなく
少ない色でも描ける『職人』を確保するのが難しいのです)
サウンドはFM6音(PCM鳴るときは5音)+PSG3音+PCM1音です。
ただしPCM鳴らしながら他の何かをするのは設計上難しく、
初期のソフトはBGMに(時には効果音にも)PCMが使われる事はありませんでした。
めがどらいば〜って?
色々な「めがどらいば〜」への定義がありますが、
メガドラ持ってる人…ではちょっとつまらない。
「メガドラ以外持ってない!」のはちょっと狭い。
そんなわけで、「色々ハードあるけど、何故かメガドラ…!」を
ここでの「めがどらいば〜」にします。なんだか実機と同じ動作する
エミュは無いみたいなんで実機は必須です。
…決めたところで何にもありませんが…
苦難の1988年
ハード発売と同時に出たのはスーパーサンダーブレードとスペースハリアー2のみ。
どちらも3Dシューティングという、なんともまぁシューター向けの構成である。
セガはアーケードゲームの移植で引き付ける戦法が好きだが(DCもVF3だし)、
「スーパー」と「2」という謎の単語で「実は移植じゃないよ」という
セガファンもびっくりの2作品だった。しかも面白くないというおまけつき。
当時の私には面白いかどうかはよく分からなかったが「自分には解けない」のは本能で分かった。
このころはメガドラ=「金持ちの最後の道楽」という構図がぴったりだった。
そしてアーケードから割と真面目な移植の「獣王記」。
しかし元から不人気ソフトなので移植しても人気はいまいち…。
他にソフト無いので買わざるをえないが。
ひとつ言えるのは「クマはかわいかったので許す」
クリスマスイブにはセガが放つ堕天使、「おそ松君」がメガドラユーザーを襲った。
これはすさまじく、きんきんと鳴り響くFM音源、画面は極彩色でぐるぐると動き
「クリスマスがだいなしだ(byスク○ア)」どころでは無い雰囲気を醸し出している。
また初期バージョンをうちのサークルの旧メガドラ(壊れかけ)でやると
体力をMAXを越えて回復すると死ぬ他、
道で見えない穴に落ちるという謎の要素も追加される。
(前者は、どのメガドラもそうなる気がする…)
…こうして初めての年は過ぎていったのだ…。
「来年こそは…」とか当時思った方、「ハードのはじめの頃は皆そうさ」と今思ってる方、
「セガは甘く見ない方が良いです」
…1989年に続く…
…1990年にいってみる…
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