システムマニアックス
コマンド技連続投げ
このゲームでは、コマンド投げで相手がダウンしたところをさらにコマンド投げでつかめるというバグがあります。ここではそのバグについて詳しく書いてみました。
まず、このゲームでのコマンド投げは、大門（超大外刈り、天地返し、地獄独楽落とし）、ハイデルン（ストームブリンガー）、ラルフ（スーパーアルゼンチンバックブリーカー）、クラーク（スーパーアルゼンチンバックブリーカー、ウルトラアルゼンチンバックブリーカー）、ユリ（百烈びんた）、タクマ（翔乱脚）の９種類があります。ただし、どうやらこのバグが確認できるのは百烈びんた、翔乱脚、地獄独楽落としを除いた６種類で、百烈びんた、翔乱脚はコマンド投げながら弱・強の区別があり他のコマンド投げとは別扱いになっていると思われるため、地獄独楽落としは時間的問題からできないのだと思われます。
具体的なやり方としては、コマンド投げを決めた後になんらかの手段で相手に近づき、ダウン中の相手の近くで再度コマンド投げを入力。これで行うことができますが、注意が１つ。どうやら、最初のコマンド投げは通常技から連続技として入れたコマンド投げでなくてはならないようです。少なくとも大門は投げで相手がＫ．Ｏ．した瞬間を再度つかむ場合に限り、直接入れたコマンド投げから確認できましたがそれ以外のキャラでは確認できませんでした。
大門
難：立小Ｐ→天地返し→ダッシュ→コマンド投げ（中央ＯＫ）
ハイデルン
立小Ｐ→ストームブリンガーから
易：空ジャンプなど→ストームブリンガー（端限定）
難：弱ネックローリング（スカし）→ストームブリンガー（中央ＯＫ）
クラーク
立小Ｐ→スーパーアルゼンチンバックブリーカーから
易：空ジャンプなど→コマンド投げ（自分が端限定）
難：大ジャンプ→コマンド投げ（中央ＯＫ）
難：ダッシュ→コマンド投げ（中央ＯＫ）
激難：立小Ｐ→ウルトラアルゼンチンバックブリーカー→コマンド投げ（端限定）
連打キャンセル
このゲームでは、普段キャンセルのかからない通常技でもボタン連打で出る必殺技でならキャンセル出来るというシステムがあります。さらに、そのボタン連打の必殺技が成立する（具体的にはボタンを短時間に４回押す）と同時にそれよりも優先順位の高い必殺技のコマンドが完成するように入力しておくと、普段キャンセルをかけられない通常技を連打技以外の必殺技でキャンセルすることも可能になります。参考までに、このゲームにおける連打技は、ヒガシ（爆裂拳）、チャン（鉄球大回転）、ラルフ・クラーク（ガトリングアタック）の４種類があります。
ヒガシ
まずは普通に爆裂拳でキャンセルをかける場合ですが、大足にかけることによって隙を少なくできたり、立小Ｋの２段目に連打キャンセルをかけて連続技にすることができます。他の必殺技を連打キャンセルで出すことに関してはそれほど有効なものはなく、せいぜい大足に連打キャンセルスクリューアッパーとやって削ったり、下大Ｐ→スクリューアッパーとやるぐらいでしょう。
チャン
そんなに役に立つ使い方はありませんが、大きめのキャラ相手に長いリーチの遠立大Ｐをガードさせて連打キャンセル鉄球粉砕撃と出すと結構いい連携になってくれます。相手のジャンプ防止に使っていきましょう。
ラルフ・クラーク
この２キャラにとって、連打キャンセルはかなり重要です。なぜなら、Ｊ大Ｋ→立大Ｐ（２段目連打キャンセル）→強ガトリングアタックで気絶段になるからです。他に狙いやすい気絶段がないこの２キャラにとっては、上記の連続技が基本となりますので是非できるようになりましょう。
飛び道具連射モード
このゲームでは、通常では画面内に１つしか出せない飛び道具をある方法によって画面内に２つ出すことが可能になります。そのやり方と言うのは、飛び道具を出した後、前方、または後方にダッシュして即座に飛び道具を出すという方法です。こうすると、前に出した飛び道具が画面内に残っているにもかかわらず、２つめの飛び道具を出すことが可能になります。そこでさらに、画面内の飛び道具が１個消えて１つになった時に再度飛び道具を出すとまた飛び道具を出すことが可能になり、飛び道具をタイミングよく出し続ければずっとこの状態が維持され続けます。
この飛び道具連射モードは飛び道具を持ったキャラなら大体可能ですが、飛び道具を出した後の硬直時間などの関係からやりやすいキャラとやりにくいキャラがいます。
なお、キングのみもっと簡単に連射モードに入るやり方があります。それは、ダブルストライクを出し、１発目の飛び道具が相手のガードや画面外に出ていくことにより消えた瞬間にベノムストライクを撃つという方法です。はっきり言ってこの方法はかなり強力で、ちょっとした隙や相手がダウンした時などにほぼ確実に連射モードにもっていけます。参考までにＣＰＵルガールはこの方法だけで倒すことが可能です。
nagasima@turtle.pse.che.tohoku.ac.jp