Windows版PF2012について
 


   グラフィック
 
 Windows版になるにあたって解像度が640*480に変更され、細かい部分もきれいにかかれています。色使いもよく、またPC用のディスプレイに出力されてることも相まって見た目はDC版をもしのいでいます。動作は軽く、60フレームできちんと描画されています。環境によっては動作が遅くなることもあるようですが、十分な環境でやれば実に快適に遊ぶことができます。(^-^
 残念な点としては一部背景のテクスチャがゆがんでることがあること。たぶんこれはビデオカードのドライバのせいだと思うので、いずれ改善されるでしょう。
 
グラフィックを見てみたい方はこちらへどうぞ。
 
Sample1 Sample2 Sample3
Sample4 Sample5 Sample6
 
   サウンド
 
 音楽はCD-DAで再生されています。効果音なども忠実に再現されており、文句の付け所はありません。ただ、うちの環境(MonsterSoundMX300)では、時々効果音が2回再生されてしまうことがあります。Sound Blaster Live!を試用している人はそのようなことはおこっていないそうなんで、これもサウンドカードのドライバが未成熟なせいでしょう。(^^;
 
   操作性
 
 私は「IF/SEGA」というSEGAサターン用のコントローラをPCで使えるようにする拡張ボードを使って、HORIの「Fighting Stick SS」でやっていますが、操作性はきわめて良好です。こまんど化けとかは全然起こっていないし、アーケード版よりいいのでは?(^^;
 
   総合評価
 
 このゲームは移植としては素晴らしい移植です。しかし、問題点がないでもありません。最大の問題は、トレーニングモードやVSモードなどがついていないことです。アーケード版にあったモードしかありません。だから、DCを持ってる人にはDC版の方をお勧めします。しかし、DCを持っていなくて、十分なスペックのPCを持っている人にはこちらを選択肢に入れてもいいと思います。
 PC版最大の利点はとにかくその読み込みの速さでしょう。データをCDでなくてHDDから読んでいるので、読み込み時間を全く感じさせません。テンポの良さではDC版ではまねできないでしょう。もっとひどい移植を想像していただけにこの出来の良さは感動的です。TAITOのポリゴンゲームはほとんどこの会社が移植しているようなので、今後のWindows移植も期待できます。(^-^
 
テスト環境
 
CPU PentiumII 450MHz
Video Viper V550 (RivaTNT 16M)
Sound Monster Sound MX300
Memory   128M




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