Animal Behavior Chap.10 [figures] 1 Dung-eating beetles 牛の糞でさえ栄養分を含む。この糞玉はこのままつがいのえさになるか、卵を産み付けて地下に埋められ、幼虫の餌になる。 2 Search image formation in blue jays 16スライドの内8枚の中から蛾のイメージを見つけだす実験。 blue jays(カケス)は 4/4で両種混合では改善見られず。 8スライド全てが同じ種ではテスト回数が進むにつれて蛾を見つけるのが上手くなっていく。 →種と関連したkey cuesを捜すことを学習してゆく。 3 A cladogram of lizard foraging models and prey detection mechanisms. 黒塗りの分枝は舌をflickingしながらえさを活発に捜すトカゲのファミリーのメンバ、空白の分枝は嗅覚よりも視覚に頼った待ち伏せ型の捕食を行う。 4 Round dance of honeybees 3匹のworkerがdancer(一番上のハチ)の後に従って巣箱から50m以内にある有益な食料源の情報を獲得する。 5 Waggle dance of honeybees workerが直線移動を行うときに腹部を振る(waggle)。waggleの回数と直線移動の方向は食料源までの距離と方向を示している。図中では、dancerをみた働きバチは、巣箱をでてから太陽に対して20度右に飛べば食料が見つかるだろう事を学習する。 A ダンスの方向を表す要素は、巣箱の外側の水平面で行うときに最も明確で、この場合蜂は食料源に正しく向かっていく。 B 巣の上、暗い巣箱の中では重力を考慮して垂直方向を巣箱と太陽を結ぶ直線に見立てて食料源の位置を示す。 6 Distance and directional communication by honeybees A 探し蜂が見つけた食料源の方向の情報を伝達できるか確かめる「熱心な」実験。Fにある食料源に来るように探し蜂を訓練したのち、von Frischは同じ量の砂糖水のある7箇所の餌場に新しく来たハチを全て集計する。大部分の蜂がFのライン上に来た。 B 距離に関する情報伝達についての実験。探し蜂を巣箱から750mにある餌場に来るように訓練する。その後巣箱から色々な距離にある餌場に来た全ての蜂を集計する。この実験では30匹が750mの付近の餌場で採集されたのと同時に、他の位置の餌場にはるかに多くの蜂が来た。 7 The nest of Asian honeybee 8 Communication by scent marking in a stingless bee  Lindauerが池を横切ってロープを渡すまで、池の反対側にある餌場見つけた蜂は新しいforagerを導くことができなかった。ロープにかけてある植物ににおいをつけることで他の個体をすぐに誘導した。 9 Foraging behavior of a representative recruit and scout honeybee  両者は食料探しのための短い飛行を沢山繰り返す。 A 後続の蜂はダンサーに従い、最後には仲間から知らされた新しい食料源を見つけ、その後はこの場所からどんどん食料を運び出す。 B 対照的に、斥候蜂は実りのない探索を数回繰り返したのち、食料源を見つけ巣に戻る前にそこで食料を集める。しかし、その後は成功と無関係に他の場所の探索を再開する。 10 Rapid buildup of recuited foragers  研究者は匂いに違う花をフィールド内の3箇所に置いた。それぞれの場所で最初の斥候が現れるまでにかなりの時間が経過したが、その後は非常に短時間に多くの後続の蜂が来た。黒いバーは餌場に斥候蜂が来たことを示している。 11 Information transfer in the colonial barn swallow?  ツバメはコロニー内の成功者から餌の場所の情報を得ると、前回餌を選るのに失敗した鳥は特に隣人の出発について行くはずであるが、実際には彼らはそうしない。 12 Information transfer in collonially nesting ospreys? A 10分間にコロニーから飛び立った鳥の数とその方向。左は餌を持たずに鳥が帰ってきているとき。色々な方向に飛び立っている。右は餌を持った鳥がコロニーに戻ってきたとき。成功者の来たのと同じ方向に飛び立っている。 B 餌を持って帰ってくる仲間を見なかった鳥(Naive)は見た鳥(informed)に較べて餌を見つけるのに時間が掛かる。 13 A bolas spider swings its lure  ある種の雌のがの性フェロモンと同じにおいのしみこんだボールを擬餌として使う。匂いに寄ってきた雄の蛾はしばしばこの粘着球に捕まる。 14 Cladogram of spider silks with different reflectance spectra  光の反射について3種の異なる特徴が存在する。 (1)光の他の波長に較べて紫外線を強く反射する。 (2)全ての波長を等しく反射する。 (3)他の波長に較べて紫外線を吸収する。 最も新しく進化した種(Araneoideaのスーパーファミリー)では紫外線吸収の糸しか作らない。これはこの種の糸が相対的に新しく進化したことを示唆している。この糸は日中明るい相対的に明るい環境で餌を捕まえるのに役立つため広がってきた。複数のアイコンのある種は祖先種で絶滅しているために不明なもの。 15 Ornamentsin garden spider's web  紫外線を反射する補足ジグザグでよく目立つ腺が、中心のクモの所から放射状に巣に広がっている。 16 Do web ornaments lure prey?  紫外線を反射する飾りのないクモの巣は飾りのある巣に比べ、一時間あたりに掛かる獲物の量が少なかった。さらに飾りが一つしかない巣では、飾りのある側の半円の方により多くの獲物が掛かった。 17 Food selection by howler monkeys.  周囲に葉はたくさんあるが、これらのサルは毒を含む葉や栄養価の低い葉を避け非常に慎重に餌探しをする。 18 Optimality model of prey selection in relation to prey size.  図中のカーブは貝のサイズとそのときのカラスが見つけた後で食べる割合を表す。カラスは餌探しに費やす単位時間あたりのエネルギーゲインを最大にしようとするという仮定に基づく。黒点は実際の観察結果。モデルの予測をよく支持している。 19 Food intake affects fitness  ゼブラフィンチの4つの捕獲集団は食糧確保のための仕事量以外を全て同じ条件で扱われた。 グループA:餌200g、籾殻800g グループB:餌200g、籾殻600g グループC:餌200g、籾殻400g グループD:餌200g、籾殻200g この操作の違いにより鳥の1分あたりの餌の取り込みが変化し、繁殖に影響が現れた。 20 Available prey versus prey selected.  餌を捜すoystercatcherは食べるために平均よりも大きなイガイを選ぶが、最大のイガイに執着するわけではない。 21 Two optimality models  餌の収益性の見積もりの違いにより予測も異なる。モデルAでは単に開けたイガイから得られるエネルギーに基づいており、開けるのに掛かる時間は考慮されていない。モデルBでは非常に大きなイガイが開けられないために捨てられるという考えを追加したもの。 22 Compromising foraging efficiency when the risk of predation high.  このアリは主に夜行性で、昼間の餌探しは効率的に最前のサイズよりも小さい個体が行う。この理由は、大きな個体に卵を産み付け殺してしまう寄生バエが存在し、このハエが昼に活発に行動し頭幅が1.8mm以下のアリは無視するためである。 23 Prey profitability and prey selectionby yellow-eyed juncos.  若い雛鳥はイモムシを捌くのに非常に時間がかかるので小さなイモムシを選択することで単位時間あたりにより多くのエネルギーを得られ(明るい方の棒グラフ)、この大きさの餌を好む(暗い方の棒グラフ)。年長の雛鳥と成鳥大きな餌も効率よく扱うことができ、餌の大きさに関わらず同じように利益を上げることができる。は 24 Frequency-dependent adjustment of food selection  5つの池が区画に分けられ、いくつかの区画で肉食/雑食のカエルの割合が実験的に操作された。各グラフはそれぞれの池を表している。2タイプの割合は素早くコントロールのレベルまで戻り安定する。 25 Social forging improves prey capture by black-headad gulls.  3分あたりの試行で、6羽の群のカモメが単独、3羽のグループに較べて一貫して多くの餌を捕まえた。 26 The ricochet effect  集団で網を張クモのMetapeira incrassataは,共同で張った網にかかった獲物が跳ねて飛び出してもしばしば別の網にかかり捕まえられる。暗い方の棒グラフは最初の網で捕まった餌の大きさを表す;明るい方は跳ねて他の網にかかった獲物の大きさを表す。 27 The benefits of group hunting  3頭のライオンと捕まって一部を食べられたヌー。ライオンは獲物を他の社会性肉食動物の斑ハイエナから守ろうとしている。 28 Group size and food intake in lions.  3つの研究で単独のライオンは社会性のライオンに較べてより多くの食料を得ている。ここでは食料の得られる割合をパーセンテージで表している。 29 Gruop size and feeding success in lions  餌の少ないとき(破線)、単独のライオンの方が2−4頭のグループで狩りを行うよりも餌の量が多い。 30 The number of mealworm prey "captured" and taken back to the nest  ムクドリが巣に持ち帰る餌の数は、餌場と巣の間の距離の関数になっている。図中の違うシンボルは別の個体を表す。 31 Time totravel back to the nest  巣に戻ってくるのにかかる時間は、ムクドリが雛に運ぼうとする餌の数によって増加する。それぞれのグラフは各個体を表す。 32 Optimal concumption decisions by northwestern crows  貝を食べるときに、貝のサイズとそれを異なる高さから落としたときの壊れるまでの回数についてのグラフ。カラスは大きい貝のみを約5mの高さから落とすので、貝を開けるために使うエネルギーは最小である。 33 Predation risk and consumption decisions by chickadees 偽物のタカがChickadeeの近くを通り過ぎると(灰色のグラフ)捕食者のいないとき(黒のグラフ)に較べて、Chickadeeはさらされた場所にある餌を、食べる前に隠れ家に運ぶ傾向が強くなる。 34 Two Sardinian men collecting anti-toxin clays for use in cooking acorns  ドングリの無毒化に使う。