偶然、共同生活する事になった男女４人を描いた作品。
それぞれ将来に夢をもつ４人の共同生活は、お互いの
幸せをかなえるため、少しずつ形を変えていきます。

感想

読んでいて、こころがあらわれるような、感覚でした。
こんな生活にあこがれ、３ＤＫのアパートを借りました。

現代短歌の金字塔、俵万智さんの学生時代、教員時代の
歌集です。この味がいいねと君が言ったから・・・

一語一語のことばの響きが、とてもここちよい歌集でした。
思春期ごろに読んだので、多くの影響を受けました。

童話作家だった作者が書いた２１のショート・ストーリー。
不思議な魅力を持った作品たちです。

ひらがなの言葉が多く、独特のやわらかい世界観で
描かれています。ネギを刻む、という作品が、心情的に
すばらしく思いました。別の本でホリーガーデンもおすすめ。

古いピンボール台を通じて語られる７０年代。
ほろ苦い青春の作品。

ちょっとニコッとするようなユーモアにあふれ、読みやすい作品
です。７０年代って、こんな時代でしょうか？
これ以後、一時ピンボールに、はまりました。

最高のバンドを作るため、ドラマーの少女が繰り広げる大冒険。
一人一人のドラマが最高の音楽を奏でる！！！

おもしろくて、楽しくて、テンポよい、最高の作品！！！
あっという間に、読み切ってしまいました。