C50ハイギア化計画・理論系


(細かい計算の前に、ちょっと一息。ウマーの写真を撮ってきました。もちろんカブとは関係ありません！！！)

C50ノーマル設定の変速比は、下記のようになっています。

１速	3.272
２速	1.764
３速	1.190

まあ、数字だけみてもわからないので簡単に書きますと、

２速は１速に比べて1.85倍の速度が出て、トルクは53％になります。
３速は２速に比べて1.48倍の速度が出て、トルクは67％になります。

という事がわかります。

これを大まかなイメージで表すと、こんな感じです。



見ていただければわかりますが、１速は
トルクだけが突出した超低速ギアになっています。

そして３速でも50km/h以上になるとエンジンに
高回転を強いる事になってしまいます。


・・・ここで、ハイギア化への改造です・・・。

現在のFスプロケット１３丁を１６丁へ、Ｒスプロケット４０丁を
３６丁へとハイギア化を仮定してみます。

F１３→F１６、Ｒ４０→Ｒ３６

(注：赤が新しいギアです。)

まず、ほとんど使う機会がなかった１速が
20km/hまで引っ張れるようになります。

そして、トルクが低かった中速域30〜40km/hで
新２速がトルクをアップします。

さらには60km/hでの燃費走行が可能な
新３速が出現します。

(注：もう若干のハイギア化(F17、R35)で以前の３速と新２速が一致します。しかし、
中速域のトルクアップの為、敢えて若干のギア比を落とす設定で考えております。)

これによって、低すぎる１速、トルクの足りない中速域、
高速で伸びない３速、の３つの問題を
一度に解決できるようになります。



細かいデータの裏付け計算は、こちら！！
(まあ、見てもつまらないので消しました・・・。)



ばっく！！！