pokr_a01.gifC50テールライトLED化計画・実践編


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(裏側は配線地獄ですがとりあえずこんな感じ・・・の画像)




材料

赤色LED(16個)

1.8V 10〜20mA

青色LED(2個)

3.2V 20mA

白色LED(2個)

3.6V 20mA

電解コンデンサ(1個)

16V 2200μF

低電流ダイオード(6個)

12〜18mA

基盤(2枚)

適当に切って使う


(注:電解コンデンサについては、容量が大きすぎた感も・・・。)




回路図です

回路図、欲しい方居ます? ノシ

記号だらけだとわかりにくいと思いましたので、
直感的にわかりやすく書いてみました。

kairozu.gif


上側がブレーキ灯用の回路です。
ウェッジ球のソケットの右下と左上から直流の電源を取り、
ブレーキをかけた時だけ光る物です。
(注:ブレーキをかけた時だけソケットから電気が来るので、回路にはスイッチはありません。)

下側がポジション灯・ナンバー灯用の回路です。
ウェッジ球のソケットの左下と右上から交流の電源を取ったものです。
(注:これはエンジンがかかっている時だけ電気がきます。)


・注意点・
(注:くどいようですが、間違えると困るので・・・。)

・CRDとLEDは直列につなぎます。
・CRDには向きがあります。(線のある方が−側)
・コンデンサには向きがあります。(書いてあります)
・ブリッジダイオードには向きがあります。(書いてあります)
・LEDには向きがあります。(足の長い方が+側)
・電源電圧>電位降下になるようにLEDの数を調整。


あとは、気合でGO!!!です。




実際に組んでみましょう

(注:過程の画像を撮っていない為、完成回路からの紹介です。すみません。)

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その1
カブ後部のテールライトユニットに入るように
基盤を加工します。

白矢印の部分を削り、下の白線以下の基盤を
カットしました。

kairo3.jpg

その2
基盤にLEDを接着します。(赤色LEDです。)
(はんだ付けするまでのかり止めを瞬間接着剤にて。)

私の場合は、円を描くような配列を作り、
白字1〜4、5〜8で2系統の回路を組み、
交流から変換したDC電源で常時点灯させ
ポジション灯にします。

青字1〜4、5〜8をブレーキ用の直流電源で
点灯させブレーキ灯にします。

kairo4.jpg

その3
定電流ダイオードを取り付けます。

上の2つがブレーキ用の直流電源分です。
下の4つが交流から変換したDC電源の分で
ポジション用とナンバー灯用に使います。
ナンバー灯は後で紹介します。

低電流ダイオード1つに付き、赤LED4つを
直列につなぎます。ナンバー灯は青2つ白2つ。

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その4
ブリッジダイオードと電解コンデンサの取り付け。

青矢印が電解コンデンサ(16V 2200μF)です

白矢印がブリッジダイオードで4つの足のうち
−極を4つの定電流ダイオードの−側と
電解コンデンサの−極まで一直線に
配線しています。(合理的!)
交流はウェッジ球ソケットへ、+はLEDの+側と
コンデンサの+極へ。

kairo6.jpg

その5
裏側は当然のように配線地獄。

半透明の物質はホットボンドです。

はんだ付け後の配線の外れ、ショートなどを
防止するため、全ての接点をコーティング
しています。
(注:もちろん完成してからの作業ですが。)

はんだ付けの苦労の後を隠すには
最適なアイテムです!!(笑)

siroao.jpg

その6
裏側下から見た図

ナンバー灯用の青色LED(青矢印)
白色LED(白矢印)を2つずつ付けました。

表面下側の定電流ダイオードを経由して点灯。

kairo7.jpg

その6
ウェッジ球のソケットに差し込む部分です。
基盤を2枚重ねで接着したものに、切ったLEDの
足を電極代わりにつけています。
(注:ウェッジ球を見ながら作ると楽です。)

LEDが付いている基盤と垂直に接着しています

右上と左下がひと組になり、左下と右上で
もうひと組になります。
挿す側はソケットと鏡面対称なので、
交流と直流を間違わないように!!


これで完成です。




次は完成編です。



ばっく!!!