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Version2基板写真黄色 Version2基板写真黄色 Version2基板写真青色
VoidServer本体外観(画像をクリックすると拡大表示されます): 順にVersion2基板正面、Version2基板裏面

■ VoidServerの紹介

■ VoidServerとは

VoidServerは、LANに接続して使う、ネットワーク経由で他の電器製品をコントロールするための装置です。 自分自身のIPアドレスを持っていて、HTTP/telnet サーバとして動作するので、LANに接続すると世界中どこからでもPCのブラウザ等で操作することができるようになります。同種の他の装置と比べて以下のような特徴があります。

PDF版クイックリファレンスもご覧ください。

■ スナップショット(画像をクリックすると拡大表示されます)

液晶:IPアドレス表示中  液晶:I/O情報表示中  液晶:赤外線情報表示中  液晶:斜めから 
本体写真 : IPアドレス表示中、I/O情報表示中、赤外線情報表示中、斜めから
WebI/O操作画面  Web赤外線操作画面  Web赤外線操作画面2  Web時計/アラーム設定画面 
Webサーバ機能: I/O操作画面、赤外線送信画面、赤外線学習画面、時計/アラーム設定画面
telnet:HELP  telnet:赤外線
telnetサーバ機能: HELP、受信した赤外線リモコンの信号を表示

■ 仕様 (Version2)

マイコン Atmel社 MEGA64-16(FLASH-ROM 64kB, RAM 4kB, EEPROM 2kB)
LANコントローラ Realtek社 RTL8019AS
クロック 16MHzセラミック発振子(マイコン用) + 20MHz水晶発振子(LANコントローラ用)
入出力 LAN(10BASE-T), デジタル出力*8, デジタル入力*4, アナログ入力*4, 液晶表示器(16*2文字, 青色バックライト), 圧電ブザー, 赤外線LED, 赤外線受信モジュール
搭載プロトコルIP,TCP,UDP,ICMP,DHCP,SNTP,HTTP,TFTP
ファームウェアuIP-AVR 0.60.1ベース
電源6V, 80mA(待機時、実測)
サイズ, 重量100x75x25mm, 90g

■ 開発状況

現在 Web,telnet 経由でのデジタル/アナログ入出力、赤外線リモコン信号の送受信、 SNTP対応の時計とアラーム機能を実装済み。 当初計画していた機能は一通り実現できました。

ハードウェア面では、下記の点を改良した Version3 回路を設計中です。

ソフトウェア面では下記の改良を考えています

■ 製作/応用例

■ 100V電源のON/OFFスイッチ

100Vインタフェース写真

デジタル出力の最下位ビット(DOUT0)で、ソリッドステートリレー(SSR)を制御して、 100V電源の ON/OFF を行っています。 画面上の横長の黒い四角形のパーツが SSR です。 本体と SSR の間にトランジスタが入っています。 DOUT0 をトランジスタ(2SC1815)のベースに入力し、トランジスタで SSR を ON/OFF しています。 ブラウザの "I/O status" 画面から100V電源の機器を制御できます。 また下の1キーコマンドスイッチと組み合わせると、 コマンドを入力したときに100V電源を入れるといった使い方ができます。

■ 1キーコマンドスイッチ

1キーコマンドスイッチ写真

円盤状の押しボタンスイッチの中央の白い部分を押してコマンドを入力します。 100円ショップで買った、押すと中で豆電球が光るライトを改造して、中にタクトスイッチを 埋め込んであります(豆電球部分は使っていないので光りませんが)。 本体とスイッチは2.5mmミニミニプラグで接続してあり、切り放せます。 1〜8回押すことで8種類のイベントが発生して、 あらかじめ ブラウザの "ALARM" 画面で登録したアクション (赤外線送信、デジタル出力のON/OFF、BEEP)を実行します。

■ 壁掛けプレート

壁掛け状態の写真

まだ本体を入れる適当なケースができていないので、 100円ショップで買ったベニヤ製のメモ挟みにネジ止めして、壁かけ式にしてみました。 壁には画鋲で止めてあります。

■ ダウンロード

VoidServer2.79 クイックリファレンス