概要 †
Raspberry Pi の GPIO からの出力で PC の電源ボタンを擬似的に押します。
Raspberry Pi の電源は PC のマザーボード(M/B)の +5VSB (常時5V出力)から取ります。PC の拡張スロットに取り付けられるように金具を付けましたが、普通の Raspberry Pi Zero です。
回路図 †
- トランジスタと抵抗3本が必要
- M/B +5VSB は PC の電源ユニットの +5VSB(紫色のケーブル) に接続(ここから Raspberry Pi に電源を供給する)
- 常時電源が供給されている USB 端子または PS/2 端子に接続する方法も試したが、M/B に
よっては PC の起動/シャットダウン時に一瞬電源供給が止まってしまうので、電源ユニットの +5SB に直結するのが安全
- M/B GND は PC の電源ユニットの GND に接続
- M/B PWR-SW は M/B の電源スイッチ端子に接続(電源スイッチ+, 電源スイッチ- の二つのコネクタがあるので、電源スイッチ+ の方に接続する)。本来の電源スイッチも並列に接続して問題ない
- トランジスタの B-E 間にプルダウン抵抗を追加した方がよいかも → 10kΩを追加した
Raspberry Pi でボタンを押すシェルスクリプト †
- 実行すると電源ボタンが 0.5 秒間押される
- GPIO17 を 出力モードにして 0.5 秒間 H を出力する。その間だけ M/B PWR-SW が GND に接続され、電源ボタンが押された状態になる
gpio -g mode 17 out
gpio -g write 17 0
gpio -g write 17 1
sleep 0.5
gpio -g write 17 0
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