USB 接続の赤外線学習リモコン回路です。パソコンや Raspberry Pi に接続して赤外線リモコンの信号を送受信・解析できます。
特徴は Pukiwiki 用プラグインが用意されているため、ブラウザ上の操作だけでリモコンの操作画面をデザインして、PC やスマートフォンから操作できるネットワーク赤外線リモコンを簡単に作れる点です。
このモジュールは基板上に AVR マイコン(ATTiny85)、赤外線受光部、赤外線 LED を搭載しています。PC や RaspberryPi の USB 端子に接続することで、学習リモコンとして動作します。Web ブラウザから操作するための Pukiwiki 用プラグインが用意されており、ブラウザ上の操作だけで学習ボタン・送信ボタン等の操作画面をデザインして、PC やスマートフォンから操作できるネットワーク赤外線リモコンを簡単に作ることができます。学習した信号はテキストファイルとして PC 側に保存されますので、容量を気にせず利用できます。
学習した信号をそのまま記録して、全く同じ信号を再現して送信する方式ですので、メーカーやフォーマットによらず、ほとんどの赤外線リモコンの信号を学習できます。フォーマットが特殊な扇風機や海外製品にも使えます。またマイコンでリアルタイムに赤外線信号の圧縮を行っており、従来の学習リモコンではデータが長すぎて対応できなかったエアコンの信号も学習できます。
赤外線信号はマイコンでハードウェア処理されますので、PC 側の負荷や処理速度に関係なく送受信ができます。PC と接続していない状態でも簡易学習リモコンとして動作し、基板上のテストスイッチで学習・送信の動作確認ができます。
Windows, RaspBerryPi, Linux, FreeBSD 用の制御ソフトがあります。赤外線信号のパターンを標準入出力するだけで使えるコマンドライン版のプログラムで、Pukiwiki プラグインはこれを呼び出しています。PC の OS が何であっても同じように動作します。
AVR マイコン用のソフトウェア USB である V-USB(外部リンク) を利用しています。PC の環境によっては USB デバイスとして認識されないことがあります。特に古い USB ハブを使用した時に、PC とUSB ハブの機種の組み合わせによって認識されないケースがありました。
Pukiwiki のユーザインタフェースも使えます。NAS なら 24時間稼働しているのでリモコンサーバにぴったり。 -- [[milkaulait]] &new{2016-11-22 (火) };