- お知らせ
- このリモコンのオリジナルキットを 2016/12/3(土)~4(日) 開催の Ogaki Mini Maker Faire 2016 の ファンアウト仙台(93番) のブースで展示・販売する予定です (要ハンダ付け, 950円, 税込)
- 表面実装部品のハンダ付けはありませんが、ちょっと基板が小さい(18.5mm*18.5mm)ため中くらいの難易度です。詳しくは下の「ダウンロード」にある「VIR説明書」をご覧ください。
概要 †
USB 接続の赤外線学習リモコン回路です。パソコンや Raspberry Pi に接続して赤外線リモコンの信号を送受信・解析できます。
特徴は Pukiwiki 用プラグインが用意されているため、ブラウザ上の操作だけでリモコンの操作画面をデザインして、PC やスマートフォンから操作できるネットワーク赤外線リモコンを簡単に作れる点です。
特徴 †
ネットワーク赤外線リモコンを簡単に作成 †
このモジュールは基板上に AVR マイコン(ATTiny85)、赤外線受光部、赤外線 LED を搭載しています。PC や RaspberryPi の USB 端子に接続することで、学習リモコンとして動作します。Web ブラウザから操作するための Pukiwiki 用プラグインが用意されており、ブラウザ上の操作だけで学習ボタン・送信ボタン等の操作画面をデザインして、PC やスマートフォンから操作できるネットワーク赤外線リモコンを簡単に作ることができます。学習した信号はテキストファイルとして PC 側に保存されますので、容量を気にせず利用できます。
ネットワークからの電器製品の操作
ほとんどのリモコンの信号に対応 †
学習した信号をそのまま記録して、全く同じ信号を再現して送信する方式ですので、メーカーやフォーマットによらず、ほとんどの赤外線リモコンの信号を学習できます。フォーマットが特殊な扇風機や海外製品にも使えます。またマイコンでリアルタイムに赤外線信号の圧縮を行っており、従来の学習リモコンではデータが長すぎて対応できなかったエアコンの信号も学習できます。
取得したリモコンの信号の波形
赤外線信号のハードウェア処理 †
赤外線信号はマイコンでハードウェア処理されますので、PC 側の負荷や処理速度に関係なく送受信ができます。PC と接続していない状態でも簡易学習リモコンとして動作し、基板上のテストスイッチで学習・送信の動作確認ができます。
各種 OS に対応 †
Windows, RaspBerryPi, Linux, FreeBSD 用の制御ソフトがあります。赤外線信号のパターンを標準入出力するだけで使えるコマンドライン版のプログラムで、Pukiwiki プラグインはこれを呼び出しています。PC の OS が何であっても同じように動作します。
Windows 版制御ソフトで表示した、受信したリモコンの信号
注意 †
AVR マイコン用のソフトウェア USB である V-USB(外部リンク) を利用しています。PC の環境によっては USB デバイスとして認識されないことがあります。特に古い USB ハブを使用した時に、PC とUSB ハブの機種の組み合わせによって認識されないケースがありました(ほとんどのケースでは問題ありませんでしたが)。
ダウンロード †
- Windows 用ファイル
- &ref(): File not found: "wiki-20160903.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン"; :ブラウザから操作するためのファイル(制御ソフト込み)
- Raspberry Pi 用ファイル
- &ref(): File not found: "wiki-20160903.tgz" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン"; :ブラウザから操作するためのファイル(制御ソフト込み)
- 制御ソフト(全てコマンドライン版, スタティックリンク版)
- Windows(32bit,64bit): &ref(): File not found: "V-IR-windows-26.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン";
- RaspberryPi: &ref(): File not found: "V-IR-raspi-26.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン";
- FreeBSD(32bit,64bit): &ref(): File not found: "V-IR-freebsd-26.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン";
- Linux(32bit,64bit): &ref(): File not found: "V-IR-linux-26.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン";
- 制御ソフトのソースコード: &ref(): File not found: "V-IR-src-26.zip" at page "VIR-USB 接続赤外線学習リモコン";
技術情報 †
コメント †
- 組み立て方と PukiWiki から制御する手順までの説明書を書きました。 -- milkaulait?
- バージョン 20160903: pukiwiki の send(), receive() プラグインの仕様(引数の順番)を変更して &send(ファイル名); &receive(ファイル名); と書くだけでボタンが作れるようにしました。 -- milkaulait?
- 各種家電製品での動作テストの結果は (従来版)赤外線学習リモコン動作レポート1 をご覧ください(旧バージョンのレポートですので、音が鳴らないなど動作は異なります) -- milkaulait?
- 専用の動作レポート掲示板を作りました。動作レポートは (USB版)赤外線学習リモコン動作レポート2 にお書きください。 -- milkaulait?
- 1つの PC に本デバイスが複数接続されている場合には、順番に全てのデバイスから赤外線信号を出力するようにしました。 -- milkaulait?
- 複数のリモコンの信号を連続して出力できるようにしました。TV電源ON→入力変更→ビデオ再生開始 みたいなことができます。 -- milkaulait?
- ファームウェアの内部情報を表示するコマンドを追加しました(Ver.25以降) -- milkaulait?
- このページに写真と紹介文を追加しました。 -- milkaulait?
- NAS につないでも使える!! Synology 社の NAS DS216j の USB 端子に挿して動作することを確認しました。使った制御ソフトは RaspberryPi 用のバイナリです(CPU が両方 ARM なのでそのまま動きます)。この NAS はすごくて Pukiwiki のユーザインタフェースも普通に使えます。NAS なら 24時間稼働しているのでリモコンサーバにぴったり。 -- milkaulait?
- ReadyNAS Ultra 6 Plus という NAS でも動きました(コマンドライン版での動作のみ確認)。こちらは少々お高い高級 NAS 。CPU が Pentium で Linux ベースなので、Linux 版バイナリがそのまま動きました。-- [milkaulait]]
- ブロードバンドルータの USB コネクタにつないで使えれば、ファンレスで24時間稼動のリモコンサーバになって理想的なのですが...。ブロードバンドルータの CPU は MIPS 系が多いようで、そこはなんとかなりそうですが、GUI を作るのが難しい点と、ファームウェアを OpenWRT などに入れ替えないといけなさそうな点が敷居が高いですね。 -- milkaulait?
- GCC でライブラリ (libusb1.0等) をスタティックリンクして 32Bit 版バイナリを作っておけば、かなり多くのハードウェアで同じバイナリが使えることが分かりました。ただ Linux の場合カーネルのバージョンが3.10のマシンでコンパイルして2.8のマシンで動かそうとすると「カーネルが古すぎます」と表示されてエラー終了してしまいました。 -- milkaulait?
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