キーボードとして認識される、ちょっと変わった USB 温度計です。 USB コネクタに接続して、別のキーボードの ScrollLock キーを4連打すると、現在の温度が文字として入力されます。疑似的にキーボードを押すことで文字を出力していますので、メモ帳や検索欄など、どこにでも入力できます。Digispark 上のマイコン Tiny85 に内蔵された温度センサーを使っています。
Digispark にファームウェア(HEXファイル)を書き込むツールを準備してください。
# micronucleus --run ファイル名.hexで書き込めます。
今回使った Tiny85 に内蔵された温度センサーは、チップごとにばらつきが大きいため、はじめに校正する必要があります。現在の室温がわかる温度計を用意してください。
# micronucleus --run temp-cal.hex