シャドーダンサー

SHADOW DANCER

難易度変えると3になります
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アーケード版もちょっぴり

セガマスターシステム版もちょっぴり



忍の舞…

シャドーダンサーは1990年にセガから発売された メガドライブ用ニンジャアクションゲームです。 すでにアーケードで同名タイトルのゲームが発売されていますが メガドラ版は忍犬を使うという特徴的なシステム以外は、全く似てません。 セガで人気の高い忍シリーズの一つに入り 相変わらず熱いボーナスシステムがたくさんあります。 まずは説明書にある楽しい文章から…

目覚めよ、忍びの血!!

AD1997、NEW YORK CITY ひそかに、残酷な集団がうごめきだした。 まるで、地の底から這い出てきたかのよう なこの謎の集団は、いたるところで暴虐の限 りを尽し、ある者は殺され、またある者は誘 拐され捕らわれの身となった。 神出鬼没の殺りくが果てしなく続く…。 逃れた人々は、正体についてかろうじて答えた。 「と、とかげ…、ぐふっ」 そう言い残して息たえていった。 だがここに、1人のヒーローが立ち向かった。 その名を”疾風”(HAYATE)! 今、壮絶な死闘が始まろうとしている。

プロローグ

1977年、冬、伊賀(日本)。一人の伊賀忍者が抜け忍とし て追われていた。 彼の名は希代の天才忍者とうたわれた伝説的な 「SHINOBI」”ジョー・ムサシ”。 彼は、愛する妻と2人の間に生まれた1人息子”疾風” との人並みの幸せのため、抜け忍の道を選んだのである。 追手の激しい追撃。最後の戦いにおよんで”ムサシ”は、 2人とハヤテのたった1人の友達である忍犬”大和”を 船に乗せて逃した。 「せめて2人だけでも…」。幼いハヤテが父の姿を見たの はそれが最後であった。 1978年、Spring、NEW YORK CITY(USA)。 霧にむせぶブルックリンのとある港。 この地で古武道場を開いている日系アメリカ人”DICK ・C・KATO”は日課であるジョギングの最中に1隻 の小船を見つけた。 女性はすでに息たえていたが男の子と犬は元気で、その 小さな手の中には十字型をした刃物がしっかりと握られ ていた。 「シュリケン…、ジャパニーズ…、ニンジャ!」 カトウはこの子を育てる決心をした。ハヤテ満1歳の時 である。 1997年、Summer(夏)…。カトウのもとで幼い頃から 武道を教え込まれたハヤテは、素晴らしい才能を発揮して いた。 「もしかしてこの子は、本当のニンジャなのかもしれない」 忍者は、魔法にも似た忍術のみならず、あらゆる武術・ 体術にも精通していたという。 一方、平和な彼らの生活とはうらはらに、街中では謎の 殺りく集団が暗躍し、人々を恐怖の底に陥れていた。そ の集団の中にニンジャを見たという者も現れ、暴虐は日 に日に増していくばかりであった。 ある日、ハヤテが練習からかえってくると、瀕死の重傷 をおったカトウの姿があった。 「と、父さん…!!」 カトウは謎の集団から子どもをかばい、代わりに傷を受け たという。 最後まで自分の子として慈しみ育ててくれたカトウの死。 すさまじい怒りと悲しみと憤りの中、彼は本当の父の形 見である忍刀を手にした。 ハヤテの”忍び”としての血が完全に目覚めたのはこの 時であった。 殺りくの炎の中に進んでいく彼の傍には、忍犬ヤマトが 付き添っていた…。
「シュリケン…、ジャパニーズ…、ニンジャ!」…素晴らしい。 ここら辺がセガのセンスですね。私もカトウの様に言いたいです。

1面から難しいボーナス

忍シリーズなので手裏剣を1発も使わないボーナスや 忍法未使用ボーナス、忍者全滅ボーナス、誰も倒さないクリアボーナス等あります。 この中で一番難しいのが誰も倒さないクリア…。 一発死のこのゲームで敵を無視するのは非常に危険です。 助手のヤマト君をフル活用して頑張りましょう。 1面の簡単な例を御紹介(いらないって?)。 一番最初 最初の敵はジャンプして敵の向こう側に行きましょう。 その時、接触して敵を吹き飛ばしておいた方が安全です。 そしてすぐ上に逃げましょう。 上に居る人を助けたら後ろから来る敵をスクロールアウトしてしまいましょう。 その次 図の位置で忍犬ゲージを溜めたら(左向きで溜めないと手裏剣当ててしまいます) 火器持った兵士に使って上飛び越して(接触しないように)矢印の人助けます。 その次2 かまきり君に重なっている人は、タイミング見計らってかまきり君との接触を繰り返し、 ちょっとずつずらす方法が意外と簡単。 あとは注意していけば1面クリアー。ボーナスも貰えます。 でもこのゲーム、スコアでエクステンドしませんよ(笑)。

馴れ初め?

このゲーム初めて見たのは中学生のときです。 そのころはまだ忍者に夢中ではなく平凡な少年でした。 ある時友人の家に遊びに行くと、かのメガドライヴが動いています。 画面の中では現代風の背景の中を何故か忍者が飛び回っていました。 この時の思考パターンはこうでした。 「セガは版権物が意外と好き>忍者を使った>ショー・コスギかなんかのゲーム化」 …まるきり外れてましたが、実際そんな雰囲気です。 そして、このゲームがすぐに終われば「ラスターが格好良いゲーム」だけで済まされたでしょう。 しかしこのゲーム、ボーナスゲームの曲が面白すぎました。 メガドラで熱いシャウツ!!、シャウツ!! 今でこそラップなんて平気でしょうが当時ゲームの曲で使うのは珍しかったと思います。 しかもボーナスゲーム自体が変です。主人公がビルから飛び降りて、落下中に 下からジャンプして登ってくる敵忍者を手裏剣で倒していくという内容…。 すっかり虜になってしまい自分でもソフト購入。 この時からセガ製忍者達にとりつかれていったのかもしれません。
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