TBIOSLD.SYSの提供する機能


TBIOSをプロテクトメモリにロードするデバイスです。
int 0x8eを用いて連続した物理アドレス上の4KB境界上に読み込みます。


ロードアドレスおよびサイズを通知するのに何故かI/Oを使います。
CMOS領域なので1バイトおきに下位バイトから格納します。
port(0x3b90) TBIOS物理アドレス
port(0x3b98) TBIOSサイズ
port(0x3ad0) TBIOSワーク物理アドレス(512byte)
TBIOSTOP.BINのヘッダと比較して、正常にロードされているか確かめます。


TBIOSLD.SYSは何故か一部が暗号化されています。
詳しくはDTBIOSLD.Cを参照してください。


TBIOSTOP.BINは必ずTBIOSの先頭に配置される単純なバイナリファイルです。
その他のBINファイルはREX形式の実行ファイルで以下のヘッダを持ちます。


TBIOS MODULEヘッダ構造
00	8bytes	バージョン
08	8bytes	日付
10	8bytes	Townes
18	8bytes	カテゴリ
20	dword	未使用?(0)
24	dword	公開ワークアドレス 0なら存在しない
28	word	CODESEG(0x110)
2a	word	DATASEG(0x118)
2c	word	ヘッダバージョン?(0x10)
2e	word	エントリーの数
30	dword	エントリーアドレス格納オフセット
34	dword	エントリーアドレス   元の値が格納されるためフック可能


ロードする順序と公開ワークアドレス格納オフセット
BIN
EGB 0x200
EGI 0x208
XGI 0x210
SND 0x218
INT 0x220
MOS 0x228
MIO 0x230
TMM 0x238
SPR 0x240
FNT 0x248
IOM 0x250
EXT 0x258
NUL 0x260


\t_file\read4.docより
/D 常駐状態表示をカットするオプション
/E ラインＩＮ入力音量を最大にするオプション
/R リアル空間に常駐させるオプション
/S １５ＫＨｚ表示を３１ＫＨｚ表示に変換するオプション
/V 調査中


SCANコンバーター

port 0x470 R/? byte  bit7:0(SCANコンバーター使用可能)
port 0x472 R/W word  SCANコンバーターアドレスポート
port 0x474 R/W dword SCANコンバーターデーターポート
address 0x0003 bit16:1(15->31使用可能) bit16:0(15->31有効)
void v_option(void) {
  if (!(_inb(0x470) & 0x80)) {
    int adr, dat;
    adr = _inw(0x472);
    _outw(0x472, 3);
    dat = _ind(0x474);
    if (dat & 0x10000) _outd(0x474, dat | 1);
    _outw(0x472, adr);  /* アドレスは操作後に元に戻す */
  }
}

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