Windowsとのファイル共有サービスであるsambaを使ってみることにしました。
とはいえ、もともとOSのインストール時に入れておいたので、適当な設定をしてからスタートスクリプトを使って起動するだけなんですが。
というわけで、編集した/etc/smb.conf の一部。
[global] coding system = euc client code page = 932 workgroup = ここにWindowsで使っているワークグループ名を指定します。 server string = Samba %v encrypt passwords = Yes map to guest = Bad User socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192 dns proxy = No os level = 1 [homes] comment = %U's Home directory read only = No browseable = No |
既存の/etc/passwd からsmb用のパスワードファイルを作成します。そのためのスクリプトが用意されているのでそれを使います。
$ mksmbpasswd.sh < /etc/passwd > /etc/smbpasswd
$ chmod 600 /etc/smbpasswd
で、sambaを利用するユーザを追加します。
$ smbpasswd [ユーザ名]
実行するとsamba用のパスワードを聞かれるのでそれに答えて設定終了。
で、スタートスクリプトを使って起動。
$ /etc/init.d/smb start
Starting SMB services: [ OK ]
Starting NMB services: [ OK ]
サービスを開始したのはいいものの、作業環境のせいか画期的に便利になった気があんまりしないです…。
aptのsources.listが2.5に合わせて変更されたそうなので、書いてあるとおりに変更。当然ですが2.5以降では必要ありません。
これをやっておかないと、いくらcronで自動的にaptかけても意味がないので要注意です。
移行期間が設けてあったみたいですが、変更後に手動でaptしたら15個ほどupdateされたのでした。
#!/usr/bin/perl # w3mをデフォルトは$WWW_HOMEで、引数のあるときは引数のURLで起動する。 system("w3m @ARGV " . (grep(/http*/, @ARGV)) ? "" : $ENV{'WWW_HOME'}); |
NETWORKING=yes HOSTNAME=HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp GATEWAY=130.34.xxx.xxx GATEWAYDEV="eth0" FORWARD_IPV4="yes" |
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static BROADCAST=130.34.xxx.xxx IPADDR=130.34.xxx.xxx NETMASK=255.255.255.192 NETWORK=130.34.xxx.xxx ONBOOT=yes |
DEVICE=eth1 BROADCAST=172.22.255.255 IPADDR=172.22.22.1 NETMASK=255.255.0.0 NETWORK=172.22.0.0 ONBOOT=yes |
# IP masquerading for Linux kernel-2.2.* echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward # Packet gatewaying policy /sbin/ipchains -P forward DENY /sbin/ipchains -A forward -s 172.22.0.0/255.255.0.0 -j MASQ #↓これの所為でプライベート側からのパケットが全部はじかれちゃうのでコメントアウトしました。おかしーなー? # /sbin/ipchains -A input -p tcp -d 172.22.0.0/255.255.0.0 -y -j DENY # FTP module. /sbin/insmod /lib/modules/2.2.20-0vl10/ipv4/ip_masq_ftp.o |
アップグレードパッケージを検出しています... 完了 以下のパッケージがアップグレードされます: WindowMaker XFree86 XFree86-100dpi-fonts XFree86-75dpi-fonts XFree86-SVGA XFree86-VGA16 XFree86-XF86Setup XFree86-devel XFree86-doc XFree86-libs XFree86-xfs apache apache-devel apache-manual at bzip2 bzip2-devel cvs dev diffutils fetchmail fetchmailconf fileutils ghostscript glibc glibc-devel gzip imap imap-devel info kernel-doc kernel-headers kernel-source kernel-utils libpcap libpng libpng-devel logrotate losetup lpr man mktemp mount namazu nfs-utils nscd openssh openssh-askpass openssh-askpass-gnome openssh-clients openssh-server openssl openssl-devel perl popt ppxp procmail proftpd quota rmt rpm rpm-build rpm-devel rpm-python rsync samba-client samba-common sash screen squid sudo tcpdump telnet telnet-server texinfo util-linux uucp w3m wdm xchat xloadimage xntp3 zlib zlib-devel 84 個のアップグレードパッケージ, |
emacs上で日本語をローマ字のままインクリメンタルサーチしてくれる便利な代物。
本家のサイトに紹介と利用方法が詳細に書いてあるのでこれをみながら作業。
tarballを展開してconfigureしてたら、ruby-bserchとruby-romkanが無いと怒られたので、それぞれ指定されたURLからアーカイブを拾ってきて展開してから/usr/local/lib/site_ruby/にコピーしてやるとmakeできるようになりました。
あとは./.emacs.elに以下を書き足して終了。
(load "/usr/local/share/emacs/site-lisp/migemo.el")
テストしてみて使ってみる。…むちゃくちゃ便利です、これ。
アップデート後には OpenSSL を利用している各種デーモンの restart も必要になります。
ということで、関連するデーモンというとapacheとsmbdは停めたままになっちゃってるから良いとして、関係あるのはsshdなのかな?
リモートで停めちゃって痛い目にあったことがあるので(sshでリモートログインできなくなるお約束のボケを…)、リスタートは明日にします。
以下、作業はrootで行います。
/etc/postfix/main.cfの主要な設定部分(一部伏せてあります)。
# サーバのホスト名を入れます(必須) myhostname = HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp # スタンドアロンな運用なのでmyhostnameと同じ物にします(必須) mydomain = HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp myorigin = $myhostname # この項目をコメントアウトしたままではtelnetしたときにはじかれてしまいました。 # 到達先アドレスの指定をします(必須) # サブネット内が192-255なので下記のように。プライベートに関してはそのまま。 # 中継許可についての設定 alias_maps = hash:/etc/postfix/aliases # デフォルト(yes)のままだと何故か配送が上手くいきませんでした。 # allow_mail_to_commands パラメータは外部コマンドへのメール配送を制限 します。 # allow_mail_to_files パラメータは外部ファイルへのメール配送を制限します。 |
inet_interfaces = all
これはtelnetによる確認(後述)をする際、デフォルトではtelnetによる接続自体がrefuse されたため。
allow_percent_hack = no
これはtelnetによる確認(後述)の際、デフォルトではRCPTコマンドを実行すると突然接続が切断されたため。
allow_mail_to_commands = alias,forward,include
allow_mail_to_files = alias,forward,include
これらは、すぐにfmlを運用することが前提になっているため。
ここまで書いたところで、
% postconf check
を実行してみて、設定の記述自体にミスがないか確認をしておきます。
特になければ、
% /etc/init.d/postfix
telnetによる動作確認は特にrootで行う必要はありません。
% telnet localhost smtp
または、
% telnet localhost 25
以下、通信画面です。(赤字が入力した部分です。)
% telnet localhost smtp Trying 127.0.0.1... Connected to localhost. Escape character is '^]'. 220 HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp ESMTP Postfix (Postfix-20010228-pl08) (Vine Linux) EHLO GONBE.HUGA.tohoku.ac.jp 250-HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp 250-PIPELINING 250-SIZE 10240000 250-ETRN 250 8BITMIME MAIL FROM:<NANASHI@GONBE.HUGA.tohoku.ac.jp> 250 Ok RCPT TO:<DAREKA@HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp> 250 Ok RSET 250 Ok QUIT 221 Bye Connection closed by foreign host. |
実際にmailコマンドを使ってメールの送受信のテストをします。
まずは送信から。
localhost% mail -v NANASHI@GONBE.HUGA.tohoku.ac.jp
Subject: testmail this is test mail. [CTRL-D CTRL-D]Cc: send-mail: open maildrop/DE2656BFB6 |
送信は上手くいったようなので受信のテスト。(こちらのサーバではsendmailが動いています)
foreignhost$ mail -v DAREKA@HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp
Subject: return test this is return test [CTRL-D CTRL-D]Cc: DAREKA@HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp... Connecting to HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp. via smtp... 220 HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp ESMTP Postfix (Postfix-20010228-pl08) (Vine Linux) >>> EHLO GONBE.HUGA.tohoku.ac.jp 250-HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp 250-PIPELINING 250-SIZE 10240000 250-ETRN 250 8BITMIME >>> MAIL From:<NANASHI@GONBE.HUGA.tohoku.ac.jp > SIZE=90 250 Ok >>> RCPT To:<DAREKA@HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp > 250 Ok >>> DATA 354 End data with <CR><LF>.<CR><LF> >>> . 250 Ok: queued as 15CA19F87B DAREKA@HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp... Sent (Ok: queued as 15CA19F87B) Closing connection to HOGE.HUGA.tohoku.ac.jp . >>> QUIT 221 Bye |
あとは、/etc/rc.d/rc3.d/に適当な数字(S80とか)で/etc/rc.d/initd/postfixのシンボリックリンクを置いて、起動時に自動的にデーモンが立ち上がるようにしておきます。(ログイン時にXを利用しているなら/rc5.d)
% ln -s /etc/rc.d/init.d/postfix /etc/rc.d/rc3.d/S80postfix
どうでも良いけどGopherって今どれだけ使われているのだろうか…。
apache周りが更新。httpdは停めっぱなしになっているので、はやく何とかしたいところ。
以下続きを待て、らしい。続きといえばrsyncの件 はどうなったんでしょうか?
07月03日追記、28日にアップデートされてました。実際のアップデートとこのメモにラグがあるなあ。
XFree86-4.2.0
関連 とtcpdump
。
相変わらずX関係は重過ぎ。
bzip2 1.0.1-3vl3
bzip2-devel 1.0.1-3vl3
fetchmail 5.9.11-0vl1
fetchmailconf 5.9.11-0vl1
imap 1:2001a-10vl2
imap-devel 1:2001a-10vl2
bzip2 とimap のセキュリティホール対応。 fetchmail はimapに関連してでしょうか。
emacs-dl-canna-1.4-0vl6にアップデート
。Wnn使ってるので必要ないといえばそれまでですが…。
先日のロケール(とその他)の設定についての問題を修正。
.cshrcからデフォルトでは/etc/csh.loginを読みにいくようなのですが、その中の
limit coredumpsize unlimited
という行でエラーがでて止まってしまうせいで、その後にある/etc/profile.d/*.cshというロケールやらその他もろもろについての設定がされてなかったのが原因らしい。
#limit coredumpsize unlimited
というわけでコメントアウトしたところ、warningはでなくなりました。
恒例のaptからのレポート。いつもながら適当だなあ。
sndconfig-0.68-2vl1
にアップデートされた模様
g++がcommand not foundになるんだけど、といわれて調べてみる。
…入ってないし。なんじゃそりゃもう。
しょうがないのでFTPサイトからRPMパッケージを落としてきて、
% rpm -Uvh gcc-c++-2.95.3-2vl20.i386.rpm
無事使えるようになりましたけど、なんだかなあ。2.1.5からアップデートしたからなんでしょうか。
perl関係でロケールが云々と文句いわれましたがとりあえず放置。
最近の Linux マシンで mule(emacs-19.34)をコンパイルする方法です。もし需要があればどうぞ。
といわれたのでリンク。需要はあるのか。
dev-2.7.18-3vl13
mkinitrd-3.3.6-2vl1
modutils-2.4.14-1vl2
sudo-1.6.6-0vl1
vutils-1.20.1-0vl1
sudo はerrataにもあるとおり。他は関連パッケージなのでしょうか。よく分かりません。
2.5になってからちょっとインターフェース変わりました? まあたいした事じゃないのですが。
Vine2.5にあげてからどうも桜時計への応答がないなと。
確認すると、
$ less /var/log/xntpd (前略) 10 May 10:39:28 ntpd[3577]: time set -1.289600 s 10 May 10:39:28 ntpd[3577]: synchronisation lost 13 May 21:23:36 ntpd[16610]: ntpd exiting on signal 15 13 May 21:27:10 ntpd[16646]: kernel time discipline status change 41 14 May 00:06:26 ntpd[16646]: ntpd exiting on signal 15 14 May 00:18:14 xntpd[17853]: synchronized to 130.34.48.32, stratum=1 14 May 00:18:14 xntpd[17853]: kernel pll status change 89 |
設定書きかえるのも面倒なので、xntpdを入れることにする。
そのままいれようとしたところntpdとコンフリクトしたので、
$ rpm -e ntp
$ rpm -Uvh xntp3_5.93-15vl2_i386.rpm
で差し替え。
そのあとで、 /etc/init.d/xntpd start で起動。
(↑今回のバージョンから、各ランレベルとデフォルトに、/etcから直接シンボリックが貼ってあるので、
例:/etc/init.d -> rc.d/init.d/
そこはかとなく便利になってるような気がする.。まあこの辺は好みだと思うんですが。)
しばらくしてから確認すると、以下のようになってておしまい。
$ less /var/log/xntpd (前略) 14 May 00:18:14 xntpd[17853]: synchronized to 130.34.48.32, stratum=1 14 May 00:18:14 xntpd[17853]: kernel pll status change 89 $ ntpq -p |
で、/etc/initd/inetd restart する。
あとは、/etc/proftpd.conf の方を以下のように書きかえる
#ServerType inetd
↓
ServerType standalone
anonymousはいらないので、Vine2.5のデフォルトの/etc/proftpd.conf から<Anonymous>ディレクティブを削ることにする。修正後が次のとおり。
ServerName "ProFTPD Basic Configuration"
ServerType standalone #ServerType inetd DefaultServer on # Port 21 is the standard FTP port. # Use localtime MaxInstances 30 # Set the user and group that the server normally runs at. # Normally, we want files to be overwriteable. |
/etc/hosts.allow に
ALL: 127.0.0.1
ALL: 172.22.
in.telnetd : XXX.XXX.XXX.192/255.255.255.192
in.telnetd : 192.168.1.
そのあとで、 tcpdmatch を使って正常にフィルタリングするかどうかのテスト。
[成功例]
$ tcpdmatch in.telnetd XXX.XXX.XXX.203
client: address XXX.XXX.XXX.203
server: process in.telnetd
matched: /etc/hosts.allow line 12
access: granted
[拒否例]
$ tcpdmatch in.telnetd XXX.XXX.XXX.20
client: address XXX.XXX.XXX.20
server: process in.telnetd
matched: /etc/hosts.deny line 11
access: denied
デフォルトでkterm上でのw3mが画像を表示できるようになっている。す、すごい…。
RPMパッケージを新規インストールするときに、 rpmfind
なんてコマンドがあるんですね。
いままでrpmfind.net で検索するかVineのFTPサイト で探してたんですが、これはかなり便利です。
インストールだけでなく、パッケージの依存関係を解決したり最新版への更新もできるみたいです。
apt-get
と併せてcron に放り込んでおくと、実に手抜きな感じ。
ようやくアップデートしました。
FTPサイトからイメージを落としてきてインストールしたのですが、一回目のアップグレードはいきなり失敗、インストール途中でこけました。
2回目はうまく行ったのですが、完了したところでXの設定をXconfiguratorを使ってやり直せといわれます。
#これは多分XFree86が新しくなってるためだと思います。
マシンはRIVA TNT2 VANTA 16MB AGP 、モニタがMITSUBISHI DiamondPro 67TXV(TFV6705 SKHKW)
という構成です。
で、さっそくXconfiguratorで、設定しようとしたのですが何度やっても失敗。あらかじめバックアップしておいたXF86configをつかってstartxとしてみたところ、
fatal error: no screens found
といわれXサーバが起動しません。しょうがないので、設定ファイルを直接書くことにします。
今回のバージョンから、/etc/X11/XF86Config-4というファイルが/etc/X11/XF86Configに優先して読まれるようなので、XF86Config -4のほうをいじることにします。
以下、/etc/X11/XF86Config-4の内容。
赤字の部分が手で書きなおし(書き足し)した部分。
# XFree86 4.x configuration generated by Xconfigurator
Section "ServerLayout" # By default, Vine Linux use xfs except for TrueType Section "Files" # Module loading section Section "Module" Section "InputDevice" Section "InputDevice" Section "InputDevice" Section "Monitor" Section "Device" Section "Device" Section "Screen" Section "DRI" |
よく考えたら、xntpdたちあげてるので 桜時計 とかの問い合わせに応答できるのでした。
というわけで、クライアントに載っかってる桜の問い合わせ先を変更。
素直に東北大学のntpサーバ:ntp1.tohoku.ac.jp (130.34.11.117) を問い合わせ先にしとけば良いじゃないかというツッコミが来そうですが、そこはその、ほら、せっかくxntpdたちあげたことだし。
おなじみaptからの報告。
erata見る限りではsquid のほうのfix
しかのってないようですが。
XFree86 3.3.6-13vl28.1 [7788kB]
XFree86-100dpi-fonts 3.3.6-13vl28.1 [1289kB]
XFree86-75dpi-fonts 3.3.6-13vl28.1 [1115kB]
XFree86-SVGA 3.3.6-13vl28.1 [1239kB]
XFree86-VGA16 3.3.6-13vl28.1 [682kB]
XFree86-XF86Setup 3.3.6-13vl28.1 [210kB]
XFree86-devel 3.3.6-13vl28.1 [4237kB]
XFree86-doc 3.3.6-13vl28.1 [9645kB]
XFree86-libs 3.3.6-13vl28.1 [1062kB]
XFree86-xfs 3.3.6-13vl28.1 [112kB]
squid 6:2.3.STABLE5-0vl4 [826kB]
サーバの時計が大幅にずれていたのでntpdateで修正しました。
日本のntpサーバ一覧
を見るとstratum-1に東北大学のntpサーバ:ntp1.tohoku.ac.jp (130.34.11.117) があり、それが近いのでのでそれを利用します。
どのサーバが近いかについてはtracerouteやntptraceを利用します。
%ntpdate ntp1.tohoku.ac.jp
これで時刻は修正されるのですが、併せてCMOSクロックにも書き込みを行っておきます。
%hwclock -w
さて、毎度毎度これを実行するのは面倒です。そこで問い合わせと時刻合わせを自動でやるようにします。
まず、/etc/ntp.conf で以下のような設定をします。
# /etc/ntp.conf 設定内容抜粋
# 問い合わせ先サーバ(複数可) # 作業ファイル(drift)とログファイルの指定 |
% xntpd
設定のテストとしてntpqを使って動作確認します。
% ntpq -c peer
remote refid st t when poll reach delay offset
disp
==============================================================
*izumi.gw.tohoku .GPS. 1 u 198 128 377 1.54 -0.624
0.15
+onikobe.gw.toho .GPS. 1 u 26 128 377 1.48 -0.764
0.26
アスタリスク(*)のついているサーバ名が同期しているサーバになります。このとき、ntptraceを使うと
% ntptrace
localhost: stratum 2, offset 0.000022, synch distance 0.01180
izumi.gw.tohoku.ac.jp: stratum 1, offset -0.000778, synch distance
0.00014, refid 'GPS'
という感じになっていると思います。
maiて何?
一文字単位でのリアルタイム性を重視したリアルタイムチャットです。
作者の星さんのサイト
で公開されています。
歴史
もともとFreeBSD上で動作するphoneというチャット用プログラムが前身です。phoneの画面の表示や安定性に致命的な問題があったため、星さんがperlにて同様の機能を持つプログラムを作成、ユーザの要望を次々に取り入れて機能拡張をして現在の形になりました。
「クライアントの名前がmaiならサーバがmaidになる!」という意見に誰も突っ込むことも止めることもなく、今に至ります。
(2002年04月04日追記)
当人よりコメントをいただきました。gamraというのはサーバの名前です。
phone(okphone) はもとはSunOS用だったみたいです。そのFreeBSDやLinux用パッチを作った人がいたので、gamera
にも入っていました。 gamera の phone には core を吐いて落ちるなど致命的な問題があったけど、gamera だけの問題だったのかも(^^; |
利用までの簡単な流れ
詳細な方法に付いてはこちら を参照してもらうとして、要はパスの通ったディレクトリにmaiとmaidをおいたのち、
%maid
と実行することでサーバが起動します。(現在のバージョンではデフォルトでnobody、バックグラウンド実行になっています)
サーバ(maid)が起動している状態で、
%mai [ユーザ名]
とやって実行できれば問題無く利用できます。
そのうちmakeによるインストールがサポートされることでしょう。
オススメ機能
・よくあるノベルゲームやYahooメッセンジャーなどのような、発言内容のバックスクロール機能/保存機能。
会話で得られた情報をメモしておきたいときには便利です。
・誰かがチャットしてる中に乱入できる、僕も混ぜて機能。
誰にも邪魔されたく無い時には乱入お断りな設定もできます。
・一文字単位のリアルタイム性
相手のタイプミスさえ観察できるほどのリアルタイム性が実現されています。
タイピング速度にもよりますが、相手の発言している途中でこちらの発言をはじめるなど、日常会話並みにタイムラグの無いチャットができます。
via CPANでインストールしました。
%perl -MCPAN -e shell
でCPANモジュールの起動。初回起動時にはいろいろとネットワーク関連とか聞かれるので適当に答えます。
ミラーサイトの選択ですが、日本の方は
http://www.ring.gr.jp/pub/lang/perl/CPAN/
としておくのが良いらしいです。
端末の表示が、
cpan>
となったら、
cpan> install Curses
と実行すると後は自動的にダウンロード→インストールとすすんで行きます。全部終わったところで、
cpan> exit
で終了。
総入れ替えして早々に重たいのが3つほど。関連して沢山のパッケージが更新。
以下、apt-get update; apt-get distupgrade の結果。
fileutils 4.0x-1vl4
info 4.0-5vl0
popt 1.5.1-0vl2.1
rpm 3.0.6-0vl2.1
rmt 0.4b19-5.6x.1
sash 3.4-2vl0
rsync 2.4.1-2vl2
zlib 1.1.3-25vl0
apache 1.3.23-0vl0.1
apache-devel 1.3.23-0vl0.1
apache-manual 1.3.23-0vl0.1
cvs 1.11.1p1-7vl0
kernel-doc 2.2.19-0vl0.24
kernel-headers 2.2.19-0vl0.24
kernel-source 2.2.19-0vl0.24
kernel-utils 2.2.19-0vl0.24
rpm-build 3.0.6-0vl2.1
rpm-devel 3.0.6-0vl2.1
rpm-python 3.0.6-0vl2.1
texinfo 4.0-5vl0
zlib-devel 1.1.3-25vl0
パッチあて。
squid 6:2.3.STABLE5-0vl2にあげました。
立ててない上に近々総入れ替えの予定ではあるのですが一応。
あとuucp
のfixでてました。未使用のため入れず。
at(3.1.8-23vl0.1)
xchat(1.4.2-0vl3)
他にrsync とuucp がでてました。
uucpは入れてない(デフォルトまま)ので、aptも拾ってきませんでした。
おお、今回の修正リリースは早かったなあとか思いつつ、早速apt-get。
>0個のアップグレード
…ありゃ?
というわけで、以下を実行して確認してみる。
% rpm -q rsync
rsync-2.4.1-2vl1
およよ?
erataでは、修正ずみパッケージ/ファイル: rsync-2.4.1-2vl0.i386.rpm になってるんですけど。
どうしたものかなあ。ダウングレードしたほうがいいのかな?
(02月01日追記)
別のバグがあったそうで、たぶん上とは関係ないのでしょうけど 保留中 になってます。結果オーライ。
バージョンがrsync-2.4.1-2vl0 になってるところは変わってないのですが。
何処で拾ってきたrsyncだったのか思い出せないけど、何で自前のほうが上になってるのでしょうか。
(02月06日追記)
5日付けで修正版が出てた模様。
相変わらずaptが拾ってくれないのでもうしばらく様子をみることにしました。
proftpd(1.2.5-0vl0.1)
glibc(2.1.3-23vl1)
namazu(2.0.10-0vl0)
gzip(1.2.4a-2vl1)
perl(5.00503_jp14.2)
procmail(3.21-0vl0.1)
sudo(1.6.3p6-0.6vl2)
以上、aptからのレポートでした。erataにはperlのアップデートとか書いてないですけども。
ppxp
は入れてないので無視された模様。
ところで、gzipの
1028バイトを超えるような長いファイル名を取り扱う際、バッファオーバーフローを起こすバグが gzip に見付かりました。
てのがなんだか。原稿用紙で二枚くらい? いや、そういう問題じゃないのは承知してるんですけども。
(02月06日追記)
perlはnamazuにあわせたバージョンアップでした。てかerrataにそう書いてあるのを見落としてました。
perlのほうもnamazuに併せて上がるものなのか。